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神戸・三宮高架下の「KOBE new WORLD」が一部リニューアル 「神戸の食」提供

神戸市内の生産者から直送された野菜を常時販売

神戸市内の生産者から直送された野菜を常時販売

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 阪急神戸三宮駅西口の高架下にある神戸市連携協定店「KOBE new WORLD(コウベニューワールド)」(神戸市中央区北長狭通、TEL 078-325-5524)が1月25日、一部リニューアルする。

2階で提供する定食「自家製ふわふわ神戸豆腐ハンバーグ」

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 「日本の食文化で豊かな未来を創造する」という理念を掲げ、神戸を中心に大阪・東京で各地の郷土飲食店を展開するワールド・ワンが、コロナ禍の外食(特に居酒屋)需要縮小に対応するために開発した新業態店。昨年4月24日にオープンし、神戸の新しいフードカルチャーを発信する店として、1階はテークアウト専門店、2階はデリ&カフェ&レストランとして展開してきた。

 今回のリニューアルで「KOBE ファーマーズ」コーナーを新設。地元生産者との連携を前面に打ち出し、「より神戸の食を楽しめる店」を目指す。

 これまで不定期開催していた店頭での野菜マルシェを1階に常設し、神戸市内の生産者から直送された野菜を販売。形や大きさが規格を満たさず市場に出回らなかった野菜も販売するなどフードロス問題にも積極的に取り組むという。

 マルシェで販売する野菜などを使ったテークアウトの総菜コーナーも新設。10種類から3種選ぶ「お野菜デリ」(650円)、「一汁三菜ランチセット」(950円)などのほか、ホットデリコーナーには、同店人気メニュー「KOBEパブチキン」に加え、淡路鶏のむね肉を使った「淡路鶏の柔らかから揚げ(2個)」(150円)などを用意する。

 2階では、和洋中の定食(1,199円~)全15種を提供。主菜、汁物、副菜6品の構成で、副菜の小鉢には神戸産野菜を多く使う。

 同社が新しい神戸の洋菓子として開発し、1階で販売していた「bolofofo(ボーロフォフォ)」は、「焦がしバターまるフィナンシェbolofofo(12個入り)」(450円)、「焦がしバターのまるフィナンシェbolofofo&ディップ(15個入り)」(550円)としてリニューアルした。原材料は、国産小麦、発酵バター、神戸養蜂場のはちみつなどを使う。

 同社広報担当者の沼能奈津子さんは「bolofofoを手土産として利用したいというお客さまからのニーズを受け、より高級感のある洋菓子に仕上げた。表面はサクッと、中はしっとりした食感で、焦がしバターの香ばしい風味、上品なこくと甘みが特長。神戸みやげの新定番になれば」と話す。

 営業時間は10時~23時。

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