神戸ポートアイランドの全天候対応施設「神戸どうぶつ王国」(神戸市中央区港島南町7、TEL 078-302-8899)のワーキングドッグパフォーマンス「Buddy(バディ)」がリニューアルし、3月26日に再開した。
動物本来の行動が観察でき、驚きと感動を提供することをモットーに運営する同施設。昨年3月には、鳥本来の能力をさらに引き出すため、屋内エリアの「ウォーターリリーズ」で開催していたバードパフォーマンスショーを屋外エリアの新会場「風のスタジアム」に移しリニューアルした。
風のスタジアムはインサイドパーク西側にあり、総面積4600平方メートル(うち芝生面積1900平方メートル)。広大な敷地には芝生を張り、収容人数は約800人。周回樹木はアラカシ、マテバシイなど約150本を使い、メインツリーに高さ約7メートルのアコウを使う。
ワーキングドッグパフォーマンスは約2カ月休業していた。これまで、面積865平方メートルの屋外エリア「アウトサイドパーク」で行われていたが、広さ約5倍の風のスタジアムで再開した。
パフォーマンス内容は、牧羊犬が羊飼いのホイッスルの指示で羊をコントロールする「シープドック」、投げる・走る・キャッチするなどトレーナーと犬とのコンビネーションを披露する「フリスビードック」、犬がコース上に置かれたハードル、トンネルなどの障害物をクリアする競技「アジリティ」など。来園客の参加コーナー「フラフープジャンプ」も新設された。
同施設動物管理課の野本虹花さんは「かわいらしい姿だけでなく、ドッグスポーツで発揮する犬本来の身体能力の高さを間近で見てほしい。集中しているまなざし、それぞれの種目で見せる伸び伸びとした姿、さまざまな表情やトレーナーとの息ぴったりなコンビネーションにも注目してもらえたら」と話す。
開園時間・休園日はホームページで公開する。入園料は、大人(中学生以上)=1,800円、小学生=1,000円、幼児(4~5歳)=300円、シルバー(満65歳以上)=1,300円など。