神戸市全9区の魅力を発信するスペシャルサイト「神戸に住むで 神戸へおいで」が4月15日、開設された。
「神戸に住むで 神戸へおいで」は、神戸市公認のロックバンド「ワタナベフラワー」の活動20周年企画。同バンドでボーカルを務めるクマガイタツロウさんが20周年を迎えた昨年1月から約1年かけて全9区に移住した。
各区を1カ月間探索し、景色、名所、店、人との出会いなどを毎日ユーチューブチャンネルやインスタライブで生配信。神戸の街の魅力を自ら体感・発信するほか、各区の取り組みに協力するなどして盛り上げてきた。
同サイトでは、クマガイさんが全9区に住んで得た情報を共有。マップを1980年代のRPG系ゲームを思わせるドット絵や8ビット音源で表現した。
クマガイさんは「神戸市全9区で出合った店や観光地。『もっとみんなに知ってほしい、もっとみんなも出合ってほしい』と考え、仲間の協力で、分かりやすく面白いマップにした。まだまだ神戸には魅力ある店や遊べる場所、観光スポットがたくさんある。随時マップを更新していくので楽しみにしてもらえたら」と話す。
「ワクワクロックンロールバンド」を掲げるワタナベフラワーは現在、クマガイさんをはじめ、イクローさん(ギター)、ムサさん(ベース)、やっちんさん(オフィシャルサポートドラマー)の4人で活動している。2001(平成13)年に「誰でも分かりやすく、楽しい音楽」を目指し結成。数々のタイアップ、書き下ろし、アーティストへの楽曲提供を行うほか、同バンドの曲「てんとうむし」は2012(平成24)年・2013(平成25)年と2年連続で、「タン・タン・タン」は2013年のNHK「みんなのうた」に選出された。バンドとして初めて神戸市と公民連携を結び、神戸市公認のバンドになった。