ワインの有料試飲イベント「By the Glass KOBE(バイ・ザ・グラス神戸)2022」が5月22日、神戸の体験型観光スポット「北野工房のまち」(神戸市中央区中山手通3)で開催される。
左から、「神戸・近藤亭Quiche-ya」の近藤弘康さん、「神戸北野 旭屋精肉店」の新田滋さん、「ビストロ レクレ 神戸」の瀬戸烈さん
2010(平成22)年に初開催し、10回目を迎える同イベント。「明治の開港以来、色濃く残る欧州文化のある神戸をワインの似合う街にしたい」という趣旨で始まり、毎年開催してきたが、昨年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止になった。
今年は、ソーシャルディスタンスなどルールに基づいた感染対策を徹底し、時間帯ごとに入場制限を行いながら開催する。
当日は、小売価格2,000円~6万円相当のワイン約100種類を1杯(35ミリリットル)100円~3,000円で提供。試飲して気に入ったものは、その場で購入することもできる。
ワインブースは、「ヴィレッジセラーズ」「飯田」「ヴァンパッション」「日智トレーディング」「カリテ・エ・プリ」などが出展。フードブースでは、神戸ビーフ専門店「神戸北野 旭屋精肉店」が神戸ビーフのステーキやローストビーフを、「神戸・近藤亭Quiche-ya(きっしゅや)」がキッシュやフライドチキンなどを、「ビストロ・レクレ・神戸」がハンバーガーなど用意するほか、南京町の行列店から届く豚まんも提供する。バイオリンとピアノのデュオ「Tomoo&Saki」の投げ銭ライブも予定する。
実行委員会代表の近藤弘康さん(「神戸・近藤亭Quiche-ya」店主)は「自分好みのワインは飲んでみないと分からない。ワインのプロが試飲会でワインを選ぶように、一般消費者の皆さんにも自分の舌で味わって選ぶ楽しみを知ってほしいと企画した。当日は15人のソムリエが常駐しているので、ワインについて分からないことがあれば、どんどん聞いてほしい」と話す。
開催時間は11時~17時。入場料は2,000円(テイスティンググラス、1,000円分金券引換券付き)。定員は300人。