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神戸で障がい者アーティストの音楽イベント「パラ・ミュージック・デイ」初開催へ

障がい者アーティストの音楽イベント「パラ・ミュージック・デイ~あなたも主役に~」開催に向け、クラウドファンディングでの支援も受け付ける

障がい者アーティストの音楽イベント「パラ・ミュージック・デイ~あなたも主役に~」開催に向け、クラウドファンディングでの支援も受け付ける

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 障がい者アーティストの音楽イベント「パラ・ミュージック・デイ~あなたも主役に~」が2月12日、神戸ハーバーランドの「神戸新聞 松方ホール」(神戸市中央区東川崎町1)で初開催される。

「パラ・ミュージック・デイ~あなたも主役に~」フライヤー

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 主催はパラ・アーティスト・マネージメント協会。同協会は、音楽やアートを学ぶことで障がいのある子どもたちが社会の一員として幸せに暮らしていくための支援を行うNPO法人「響愛学園」(愛知県一宮市)が2020年に設立10周年を迎えるに当たり、「彼らの才能の発掘の場所を、全国、また世界へ、今後さらに広げていく取り組みを推進する」ことを目指して2018(平成30)年に発足した。

 同イベントは、「障がい者アーティストによる音楽文化の普及と発展、多様性を認め合う共生社会の実現に大きく寄与すること」を目的にした演奏会を3部構成で行う。

 第1部(14時~)は「第1回PAMクラシック・フェスティバル in Kobe」。「多様性を受け入れる社会になりつつある今こそ、音楽を通して表現する障がい者の無限の可能性と魅力を発信し、社会の中で生き生きと活躍する場を広げる時である」との思いから企画。隠れた才能を持つ障がい者アーティストを発掘するため年齢・国籍・演奏レベルを問わず今月25日まで募集している。来場者投票により、来年10月に開かれる「第2回Para国際音楽コンクール」の予選通過権が獲得できる場にもなっている。

 第2部(16時30分~)は「パラ・ミュージック国際シンポジウム2023」。障がいに対する有識者をパネリストとして迎え、障がいへの理解を深める機会として行う。

 第3部(18時~)は「第1回Para国際音楽コンクール~ 入賞者ガラ・コンサート~」。5月に行われたコンクールの入賞者がソロ演奏を披露するほか、ゴールド賞・シルバー賞の受賞者がオーケストラとのコラボ演奏を披露する。

 現在、会場ホワイエで放映する演奏動画も募集している。応募方法は、同協会のSNSアカウントをフォローし、ハッシュタグ「#パラミュージックデイ」を付けて動画を投稿する。1月31日まで。動画は同協会公式ユーチューブでも公開する。

 開催に向け、12月下旬からクラウドファンディングでの支援も受け付ける。目標金額は150万円で、支援コースは3,000円~10万円。2月20日締め切り。

 同協会広報担当者の田畑孝高さんは「障がい者アーティストによる演奏は多くの反響を呼ぶと同時に、通常考えることのない可能性と多様性を考える機会につながると確信している。芸術を通して障がい者と社会をつなぐため、これからも活動していく」と話す。

 13時30分開場、14時開演。チケット料金は3,000円(中学生以下・障がい者手帳持参者は1,000円)。「チケットぴあ」で取り扱う。問い合わせはパラ・アーティスト・マネージメント協会神戸オフィス(TEL 078-891-3151)まで。

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