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神戸・新開地の老舗洋食店「グリル一平」、冷凍ビーフシチュー販売

今年創立70周年を迎えた神戸の洋食店「グリル一平」のビーフシチュー

今年創立70周年を迎えた神戸の洋食店「グリル一平」のビーフシチュー

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 今年創立70周年を迎えた神戸の洋食店「グリル一平」が12月3日、店の人気メニューでもあるビーフシチューの冷凍販売を始めた。経営は「一神」(神戸市兵庫区新開地2)。

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 1952(昭和27)年、新開地本店(新開地2)を創業。本店のほか、現在は三宮店、元町東店、西宮店(今月22日オープン)を展開している。

 「最高のデミグラスソースを最もおいしく味わうための洋食」という理念を初代から受け継いできた同店の代名詞ともいえるデミグラスソースは「淡路産のタマネギをベースに秘伝のレシピで5日間かけて作り、本店創業以来変わらない味を保っている」と山本憲吾社長は話す。

 冷凍販売を始めるきっかけは客の声だったという。北海道から出張で来た客が「神戸に来る時は必ず食べに来る」と知った山本さんは「全てのメニューを冷凍で届けることは不可能かもしれないが、今、神戸でしか食べることができないグリル一平のメニューを、遠方の皆さまにも届けたい」と冷凍化に踏み切った。

 同店のデミグラスソースを使う冷凍ビーフシチュー。肉は黒毛和牛100%で、独自の煮込み方や時間をかけることによってやわらかく仕上げ、うまみを閉じ込めた。15分程度の湯煎解凍で食べることができる。

 山本さんは「来客へのおもてなしメニューやお世話になっている方へのギフト、家族との記念日などに食べてほしい」と話す。「伝統を守りつつ、さらなるおいしさを追求する姿勢を大切にしている。より多くのお客さまにグリル一平の味を堪能してほしい」とも。

 1食の容量は285グラム。価格は2食入り=6,480円。冷凍で賞味期限は発送より1カ月。送料無料。同店ECサイトで販売する。

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