神戸の老舗菓子店「神戸風月堂」(神戸市中央区元町通3)が5月1日、ゴーフル誕生96周年記念商品を発売する。
1897(明治30)年12月創業の同店が、1927(昭和2)年に発売したゴーフル。昭和レトロな茶色の缶がトレードマークで、5月5日を日本記念日協会認定の「ゴーフルデー」とするなど同店を代表する商品となっている。
2027年のゴーフル誕生100年に向けて、95周年を迎えた昨年から「まわるゴーフル」をキャッチフレーズにアニバーサリー企画「ゴーフルの魅力を伝える100周年プロジェクト」を順次展開。今年は第2弾企画として、「96thアニバーサリーゴーフル」(1,728円)を数量限定で発売する。
商品テーマは「MODERNISM(モダニズム)」。近代的モダンをイメージしたミニマルなデザインとなっており、ふたにはゴーフルの形をイメージした円を2つ並べ、交差させることで数字の「96」と、ゴーフル誕生のきっかけでもある和と洋の2つの文化の交わりを表現。グラデーションカラーの色は各時代や、時代を越えていく様子を表している。
缶の中には、新たに開発したゴーフル「楽園のバニラ」「おとめなストロベリー」「太陽のチョコレート」「懐かしのカスタード」の4種類各2枚をアソートした。
「気になる味のお試しや、お気に入りフレーバーのリピート買いにもお薦め」という風味別に楽しめる小箱タイプ4種類(1箱432円、各2枚入り)も用意する。
同社社長の下村明久さんは「これまでのご愛顧に感謝するとともに大きな節目である100周年に向けて、いつの時代も変わらぬ作り手の思いが詰まったゴーフルの魅力を伝える企画を展開していく」と話す。
全国の神戸風月堂店舗(一部を除く)、公式オンラインショップで販売する。