神戸ポートアイランドの全天候型対応施設「神戸どうぶつ王国」(神戸市中央区港島南町7、TEL 078-302-8899)で現在、「王国のフラワーフェスタ」が開催されている。
動物園のほか、敷地に1000種1万株の植物が植わり、来園者が四季折々の植物が楽しめるようになっている同施設。現在はフクシアとバラが見頃を迎えており、フォトスポットや解説パネルを設けている。
アウトサイドパーク「アクアバレー」「オッターサンクチュアリ」間の通路には30品種以上のバラ、インサイドパーク「フラワーシャワー」メインツリー周辺にはフクシアのハンギングバスケットなどを約35品種100株展示している。中南米などが原産のフクシアは、下向きに咲く花が「貴婦人のイヤリング」と呼ばれている。
期間中の月曜・金曜は公式SNS各種で写真と共に品種を紹介する(5月=バラ、6月=フクシア)。6月8日(12時30分~、約15分間)は公式インスタグラムでライブ動画配信を行い、開花情報などを紹介し、視聴者の質問にも答える。
植物課の安藤卓也さんは「植物は動物より急激な環境の変化に適応できない。日本の森林の場合、気温が約4度上昇すると豊かな自然生態系を構成しているブナ林の90%が消失すると予測されている。植物を通して、改めて地球温暖化について考えてもらえたら」と話す。
営業時間は10時~17時。木曜休業。入場料は、大人(中学生以上)=2,200円、小学生=1,200円、幼児(4歳以上)=500円、シルバー(65歳以上)=1,600円。6月28日まで(バラは5月31日まで)。