神戸シーバスの観光船「神戸リゾートクルーズ boh boh KOBE（ボーボーコーベ）」が9月20日、就航3周年を迎える。

オープンデッキの様子

　運営は、神戸港を拠点にタグボートや通船などを運航する「早駒運輸」（神戸市中央区波止場町）。2020年6月に引退した観光船「ファンタジー」の後継船として、同年9月、boh boh KOBEの運航を始めた。

　総トン数427トンで、全長38メートル、幅10.66メートル。定員は550人。1階はオリジナルグッズ販売、カフェ、2階は大パノラマビューを望む特別スペース、3階はオープンデッキを備え、タラソハーブガーデンや海洋療法（タラソセラピー）体験などを楽しむプログラムが行われている。「boh boh」は、汽笛の音とフランス語で「美しい」を意味する「beau（ボー）」に由来し、boh bohブランドのオリジナルグッズも展開している。

　海から神戸の街並みを楽しむクルージングは、60分コース＝大人1,800円、中高生・65歳以上1,500円、小学生900円、90分コース＝同2,200円、同1,800円、同1,100円、小学生未満無料。団体割引（15人以上）も用意する。

　現在、3周年記念キャンペーン「煌（きら）めく夏 神戸で楽しめっ！うちわっしょい！～boh boh KOBE 3rd Anniversary～」を開催している。同船のイベントクルーズやメリケンパークでの一部のイベント、神戸近郊での一部イベントで神戸シーバスの丸うちわを配布。チケット購入時、丸うちわを提示すると1枚で5人まで乗船料が通常料金より3割引きになり、期間中は何度でも利用できる。

　同社広報担当者は「配布の予告はしないので、神戸シーバスのイベントクルーズ、イベント出店情報などをSNSでチェックしてもらえたら」と話す。

　キャンペーンは9月30日まで。