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「神戸市×御船印」スタンプラリー企画 地元企業コラボ第5弾も

「神戸で船に乗って、巡って、スタンプラリー」の様子 写真提供=のんざきさん

「神戸で船に乗って、巡って、スタンプラリー」の様子 写真提供=のんざきさん

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 日本全国を巡って御船印を集める「御船印めぐりプロジェクト」が現在、神戸市と共同企画した「神戸で船に乗って、巡って、スタンプラリー」を行っている。

スタンプを集めると記念印帳を進呈

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 神社仏閣を巡って集める御朱印の船バージョン「御船印」は2021年4月、日本旅客船協会の公認事業として始動。日本各地100以上の船会社がオリジナルで印を発行し、港や船内などで販売する。印のデザインは各社の特徴を表現しており、航路や船体、観光地のシンボルなどが描かれている。同プロジェクトが発行する「公式船印帳」を手に全国を巡り、御船印を集める人が増えているという。

 昨年4月には同プロジェクトと神戸市が事業連携を始め、神戸オリジナルデザインの公式船印帳を発行。全国的にも参加社が集中している神戸エリアだけの地域称号「神戸ポートエキスパート」の新設、神戸市内のホテルや民間企業とのコラボ企画など、船旅による地域や業界の活性化に取り組んでいる。

 連携2年目となる今年は、すでに実施している企画とともに、新たな企画としてスタンプラリーを始めた。神戸市内の船社、博物館、ホテルを巡りスタンプを集めると、先着300人に記念印帳「公式船印帳 神戸港 '23」を進呈する。

 地元企業とのコラボ第5弾として、昨年11月にグランドオープンした「兵庫県立兵庫津ミュージアム」(神戸市兵庫区中之島2)との連携も始まった。同施設では、「兵庫津」の歴史や兵庫県の成り立ち、県を構成する兵庫五国の魅力を多彩な映像や体験型のコンテンツなど、さまざまな手法を使って紹介している。公式船印帳もしくは神戸市内参加社の御船印を持参することでチケット料金を割り引く。

 御船印めぐりプロジェクト事務局で神戸出身者の谷井大介さんは「記念印帳は、入船・出船でにぎわう神戸港の様子をイラストで表現したもので、150年以上の船との強い関わりをデザインに込めた。船や施設を巡りながら、歴史ある港町・神戸を楽しんでほしい」と話す。

 2024年1月31日まで(記念印帳の準備数300冊に達し次第終了)。

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