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開花に10年かかるといわれる「皇帝アナナス」 神戸どうぶつ王国で開花

10年一度しか咲かないといわれている花「皇帝アナナス」が「神戸どうぶつ王国」で開花した。

10年一度しか咲かないといわれている花「皇帝アナナス」が「神戸どうぶつ王国」で開花した。

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 10年に一度しか咲かないといわれている花「皇帝アナナス」の開花が10月17日、神戸ポートアイランドの全天候型対応施設「神戸どうぶつ王国」(神戸市中央区港島南町7、TEL 078-302-8899)で確認された。

「皇帝アナナス」の花

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 南米ブラジル原産アナナスの仲間である「皇帝アナナス(別名=アルカンタレア・インぺリアリス“ルブラ”)」は、パイナップル科の中でも最大級となる品種。大きな株になると直径2メートル近くなり、皇帝の名にふさわしい姿に成長する。

 直立した1~2メートルの花茎には優しいクリーム色の花が咲き、開花後その株は枯れ、根元部分から新たな芽が育ち8~10年かけて次の花を咲かせるという。

 植物課スタッフの佐藤泰弘さんは「1カ月ほど前から展示しており、開花を心待ちにしていた。現在も咲き続けており、蕾(つぼみ)もあるが、植物は温度の関係で育成が左右されるので、早めに見てもらえたら」と話す。

 「皇帝アナナスの花言葉は『大切な気持ち』。秋一番の寒い朝を迎えたこの時期に南米ブラジル産の花が咲くのは不思議に感じるが、心豊かになる朝を迎えられたことに感謝したい。皆さまにもすてきな一日をお届けできれば」とも。

 展示場所はウォーターリリーズ。開花終了まで展示する。

 営業時間は10時~17時。木曜定休。入場料は、大人(中学生以上)=2,200円、小学生=1,200円、幼児(4歳以上)=500円、シルバー(65歳以上)=1,600円。

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