神戸ポートアイランドの全天候型対応施設「神戸どうぶつ王国」（神戸市中央区港島南町7、TEL 078-302-8899）へ11月21日、グループ園の「那須どうぶつ王国」（栃木県那須町）からトナカイが搬入された。

搬入時、クリスマスフォトスポットで記念撮影するトナカイのリノ

　同園によると、北極圏などの寒い地域に生息するトナカイは神戸では年中通しての飼育は難しいという。西日本の動物園では飼育されておらず、「出合うチャンスがあまりない本物のトナカイをお客さまに見てほしい」とクリスマスイベント期間限定で公開しており、同園の冬の風物詩となっている。

　今年、那須どうぶつ王国から来園したトナカイはリノ（雌2歳、74キロ）。今月23日から、アウトサイドパーク（屋外エリア）カンガルーファーム横で展示している。

　芝生広場では、12月1日からクリスマス衣装をまとったリノと記念撮影ができる「トナカイとのグリーティングタイム」も設ける。時間は、平日＝12時30分～13時30分、土曜・日曜・祝日＝11時30分～12時30分、14時30分～15時30分。料金は1組500円。各回先着30組限定。当日、開催場所で予約券を配布する。

　同施設副支配人の宮本江津子さんは「2021年5月に生まれたリノは今回が初めての長距離移動となり、担当者は細心の注意を払いながら慎重に搬入した。冬限定で合えるトナカイを見に来てもらえたら」と話す。

　営業時間は10時～17時（屋外エリアは16時30分閉場）。木曜定休。入場料は、大人（中学生以上）＝2,200円、小学生＝1,200円、幼児（4歳以上）＝500円、シルバー（65歳以上）＝1,600円。トナカイの公開は12月25日まで。