神戸・北野でアート展-作品展示やアートパフォーマンスも

1階の空き店舗に展示した國府理さんと宮崎みよしさんのコラボレーション作品

1階の空き店舗に展示した國府理さんと宮崎みよしさんのコラボレーション作品

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 神戸・北野の複合商業施設「ローズガーデン」(神戸市中央区山本通2)で5月15日より、「地力(チリキ)。III -ARTイマジネーション in KOBE北野・2010-」が開催されている。主催はNPO法人リ・フォープ。

クモの巣のように紐が張り巡らされた作品

 1980年代、観光客だけでなく地元民の集まる地域としても注目を集めていた神戸・北野だが、最近は同施設にも空きスペースも目立ち始めている。同イベントは「若いころワクワクドキドキした空間で現代芸術を提示することで、変わり行くこの地区を再度見直し、新たな発掘を試みる」(同NPOの宮崎みよしさん)ことを目的に開催されるもので、2006年・2008年に続き3回目の開催となる。

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 18人のアーティストが同施設の空き店舗スペースや階段の踊り場など、地下1階から3階までの空間をプロデュースする同イベント。音楽を水の揺れで表現する坂出達典さんの作品や施設中央の階段付近にはクモの巣のように紐が張り巡らされた蛹少女さんの作品など個性的な作品も多い。ほかにも、期間内の土曜・日曜にはダンスや映像作品の上映などさまざまなアートパフォーマンスを予定している。

 中でも1階の空き店舗に展示した國府理さんと宮崎さんのコラボレーション作品は、個性的でダイナミック。店舗内には隙間なく土が敷き詰められ、所々に草も生えている。中央には金属で作られた動物の骨をかたどったような作品を置き、もともと店で使用していたフィッティングルームの鏡の効果で1カ所からでも多角的に作品を楽しむことができる。ガラス張りで外からも目立つためか、通行人が足を止め見入っている姿も多く見られる。

 宮崎さんは「それぞれの作家が持っているスタンスが発揮できていて、面白いイベントになっている。コラボレーションはとてもエネルギーがいるものだが、みんなそれを楽しんでいるよう」と話す。「自由な気持ちで見ていただけたら、面白いものが見つかるかも。北野を知らない若い世代から、若いころ北野で遊んだ年配の方までたくさんの方に見ていただければ」とも。

 開催時間は12時~20時。今月30日まで。

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