海外移住と文化の交流センター内の「C.A.P. STUDIO Y3」(神戸市中央区山本通3、TEL 078-222-1003)で7月31日~8月8日、「第9回 アート林間学校2010」が開催される。主催は「芸術と計画会議」(C.A.P.)。
期間中、美術家や建築家、作曲家などさまざまなアーティスト約20人が特別に考案した講座を開く。
受講料金は無料~7,000円程度の講座受講料と初回のみの登録料1,000円。
講座内容は、通常プログラムに加えて、高校生以上や18歳以上が対象となる「大人講座」と、「物事の始まりに近づいてみる」特集講座「コトのはじまり講座」など全27プログラム。通常講座では、靴の先に庭を作る講座「靴に庭を作ろう!?」(8月1日14時~)、ベニヤ板を鉛筆でひたすら黒く塗りつぶすシンプルな講座「黒く塗りつぶせ!」(4日11時~)など12講座を予定。
大人講座では、夕方から夜にかけて行う講座「夜景を描く」(6日18時~)、放電状態になる電気回路を作成しプラズマを鑑賞する講座「プラズマ!」(7日19時~)を開催。コトのはじまり講座では、土から粘土を作る講座「粘土はつくれるのか?」(3日15時~)、筆を作る講座「弘法もびっくり!筆つくり」(8日13時~)を開く。
同団体のディレクター下田展久さんは「前回までの開催では小学生も多く受講。『大人講座』の枠も設けたので大人の方もぜひ参加いただきたい。大人講座の内容は、いろいろな意味で結構ハイレベル」と話す。「講師となるアーティスト自身が本当に面白いと思えることを、参加者と探究してみよう、参加者の人たちと冒険してみよう、というのが大きな趣旨。バラエティーに富んだたくさんのプログラムから好きな講座をじっくり選んでほしい」とも。
参加費は、講座登録料1,000円(初回のみ・保険料含む)と各講座受講料(材料費含む)。7月13日より受講受け付けを始める。講座の詳細・申し込む方法はホームページで確認できる。