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神戸・北野坂のカフェサロンが1周年-詩人・岡本真穂さんが経営

レンガ調の壁面に木目調のインテリアを配置した落ち着いた店内

レンガ調の壁面に木目調のインテリアを配置した落ち着いた店内

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 神戸・北野坂の詩人・岡本真穂さんの店「Cafe Salon 北野菱花(りょうか)」(神戸市中央区北野町2、TEL 078-241-7767)が4月16日、1周年を迎えた。

今月16日に開催されたバラとワインをテーマにした1周年記念パーティー

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 赤い扉が目印の同店は、レンガ調の壁面に木目調のインテリアを配置した落ち着いた内装が特徴。「大人の店、温かいぬくもりのある店」がコンセプトで、若いカップルから年配客まで幅広く来店するという。詩人でもあるオーナー・真穂さんとの会話を楽しみたいという一人客も多い。店舗面積は30坪、座席はテーブル15席、カウンター7席。

 神戸異分野交流会の会長も務める真穂さん。著書は、詩画集「花野」「風の吹くまま」、短編小説集「御影」「神の水」(以上澪標刊)、小説「神戸はしけの女」(神戸っ子文庫)など。現在は、シニア向け会員制季刊誌「神戸銀河倶楽部」で小説「木曜日の朝に」を連載している。

 16年余り阪急御影駅前で料理店「京おでん菱花」を営んできた真穂さん。「長い間頑張ってきたが、足のけががきっかけでおでんを作る体力がなくなってしまった。『菱花』という店を残したい気持ちからカフェとして新しく始めることにした」と明かす。

 メニューは、真穂さんがいれるコーヒー(525円)、シフォンケーキセット、焼きそば、カレー(以上1,000円)など。店内にはピアノもあり、偶数月の16日には30人ほどのパーティーを開いている。

 今月16日には、バラとワインをテーマに1周年記念パーティーを開催。常連客や真穂さんの友人ら30人が駆け付けた。特別ゲストとして、作家・藤本義一さんの妻でタレント、エッセイストの藤本統紀子さんも登場し、シャンソンライブを披露した。真穂さんは「多くの人に北野というこのロケーションで集い話し合い、思い出作りをしてほしい」と話す。

 営業時間は10時~20時。木曜定休。

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