「元町夜市」が7月26日、神戸元町商店街1番街~6丁目で開催される。主催は神戸元町商店街連合会。
毎年約5万人以上が訪れるという同イベントは、今回で30回目を数える。今年も「夜の元町に楽しい縁日」をテーマにした商店街による手作り屋台が登場。お好み焼き、たこ焼き、焼きそば、かき氷、いか焼き、フランクフルトなどの飲食屋台や金魚すくい、スーパーボールすくい、ビンゴゲームなどの縁日屋台約200店が出店する。
商店街の各ブロックでは独自のイベントも展開。1番街は「お楽しみゲーム大会」「夕涼みコンサート」、3丁目は「和太鼓」、4丁目は「ザ・ボーンズ ロックンロールライブ」「ジャズミュージックショー」、5丁目は「ビンゴゲーム大会」「バルーン&マジックショー」、6丁目は「元町まちかどコンサート」「カントリーダンス」を開催。「JRAウインズ神戸」(神戸市中央区元町通2)の協力により、ミニポニーと記念撮影ができるコーナーも用意する。
今年の特別企画として障害者らが働く施設・作業所の手作り商品専門店「神戸ふれあい工房」(東川崎町1)の販売コーナーを開設。売上金の一部は被災地作業所の支援金に充てる。
同会事業部の座長・佐藤隆志さんは「日頃の感謝の気持ちを込めてお客さまをおもてなしするイベントなので、(屋台の販売で)利益はほとんど出ない」と明かす。「それぞれの店舗が手作り屋台を出店することで、お客さまとの新しい交流も生まれ商店街の活性化につながる。店主の違った一面を見ることができるかも」と笑顔で話す。
開催は18時から。