神戸・三宮のレストランバー「Brasserie Bon Mariage（ボンマリアージュ）」（神戸市中央区中山手通1、TEL 078-333-1908）が11月1日、25周年を迎える。

看板犬・バセンジーのルイ

　1987（昭和62）年、同店の前身である「くまたか」を加納町に出店。その後、1997年に現在の場所に新店を構えた。店舗面積は12坪。赤を基調とした店内にはテーブル12席、カウンター10席を設け、バセンジーのルイが看板犬として来店客を迎える。

　「パリのブラッセリーのような店を神戸に作りたかった」と同店マスターの名倉英樹さん。店名について、「フランス語で『よい結婚』と直訳されるが、本場フランスでは『よい関係』『よい取り合わせ』『よい巡り合わせ』を意味する」と話す。お客さま同士のコミュニケーションをもとに、神戸らしい異文化交流や異世代間の文化交流のできるサロン的な存在を目指しているという。

　現在はバー営業がメーンの同店だが、予約のみコックである名倉さんがコース料理を提供。予算に応じて季節の食材を使った「おまかせコース」（3,000円～）を用意する。

　今月3日（21時～）は25周年パーティーを開催。当日は、DJ-KimJeeさんがサウンド・ディレクションを担当。23時からは「モリオカルテット（バイオリン・浅田尚紀さん、ギター・モリオカモリオさん）」によるライブを予定する（チップ制）。料金は通常営業と同じで、エントランスフリーのキャッシュオン。マスター生誕50周年とマスター夫妻結婚20周年記念日も兼ねて祝う。

　「1人客も多く立ち寄る」という同店。名倉さんは「偶然、隣同士で座った2人が同じ時間を共有し店を出るときには友達になっている。そんな、人と人とをつなげる場になれば」と話す。

　営業時間は17時30分～翌1時。日曜・月曜定休。チャージは500円。