![同ビルのオーナーでマスヤの近藤裕重社長(左)と同ビルのイベント企画・PR担当で「be love company」の八尾里美さん(右)](https://images.keizai.biz/kobe_keizai/headline/1456277362_photo.jpg)
元町三丁目商店街の商業ビル「PALPAROLE(マスヤ パルパローレビル)」(神戸市中央区元町通3)4階で3月25日、ドキュメンタリー映画「うまれる」の自主上映会が行われる。
2010年に製作され、DVD販売や一般上映がないにも関わらず上映開始以来、「魂が号泣する感動の104分」といわれ続けているという同作品。出産、死産、不妊、障がい、胎内記憶という全て実話で構成されたドキュメンタリー映画で、企画・監督・撮影は豪田トモさん、ナレーションはつるの剛士さんが務める。これまでに全国各地、タイやオーストラリアでも自主上映された。
同商店街で地域住民に向けたイベントを企画する中で、「小さい子ども連れのママが楽しめるものがあまりないことに気付き、その方たちに向けたイベントを企画したいと思った」という同ビルのイベント企画・PR担当で「be love company」の八尾里美さん。「身近なママたちに意見を聞いたところ、子連れで行きにくい場所の一つが映画だった」と話す。同作品内容に共感し、自主上映を決定。午前・午後の2部で上映し、第1部は「ママさんタイム」として3歳以下の子ども同伴で入場できる(授乳室あり)。3月は自殺対策強化月間ということもあり、「春休み中の学生の皆さんにも見ていただき、命の大切さを学ぶ機会にしてほしい」とも。
開催時間は、第1部=10時30分~12時30分、第2部=14時~16時。上映時間は1時間44分。入場料は、前売り=1,000円、当日=1,500円(小学生以下と身体に障がいを持つ人は無料)。問い合わせはbe love company(TEL 078-599-7601)まで。