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神戸市消防局とフェリシモがコラボ商品 「災害に負けないまちつくりたい」

「神戸市消防局モデル 防火服(オレンジ)」(左)と「神戸市消防局モデル 活動服(ブルー)」(右)

「神戸市消防局モデル 防火服(オレンジ)」(左)と「神戸市消防局モデル 活動服(ブルー)」(右)

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 神戸市消防局は通信販売のフェリシモ(神戸市中央区浪花町)と防火・防災情報の発信に関する連携協定を締結し、5月19日にコラボ商品であるペットボトルホルダーの予約販売を開始した。

「ミュニデ」同士で「手をつなぐ」

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 市民への防火・防災情報発信のため公民連携の仕組みを活用し、「消防隊カレー」や「消防車のケーキ」などの、企業とのコラボレーション商品の開発に取り組んでいる同局。震災後「復興のお手伝いをしたい」(同社広報の市川美幸さん)と神戸に拠点を移した同社と「人と人とが手を取り合って助け合う、災害に負けないまちをつくりたい」と企画した。

 「デザインは手をつなぐ!」をコンセプトに洋服型ペットボトルホルダーを扱う「ミュニデ」とコラボレーションし、「神戸市消防局モデル 防火服(オレンジ)」と「神戸市消防局モデル 活動服(ブルー)」の2種類の消防服を模したペットボトルホルダーを開発。服の袖口の部分は留め具になっており、同ブランドの商品同士で「手をつなぐ」ことができる。同商品に付属するメッセージ付きリーフレットには、防火・防災情報を掲載し、同局から防火・防災に関する情報を届ける。

 同社の商品開発担当者は「ヘルメットについている布は『しころ』と言って首筋を守っていることなど、消防隊員の活動の一端を知ることができるいい機会となった。多くの方に知っていただきたくてできるだけ忠実にデザインしたが、その分苦労も多かった。消防隊員の方々に『よくできているね』と言っていただけて報われた」と話す。

 予約販売の商品は8月初旬から発送予定。価格は3,880円。それぞれ1000個を目標に掲げる。売り上げの一部は基金として積み立てられ、消防活動に必要な装備を購入し、同局に寄付する予定だという。

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