神戸市立相楽園で「にわのあかり」-竹や和紙を使った明かりともす

園内「ろうそくのあかり」の様子

園内「ろうそくのあかり」の様子

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 神戸市立相楽園(神戸市中央区中山手通5)で8月28日、「にわのあかり-光と闇をあいたのしむ-」が始まった。

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 同イベントは同園内に約1,200の「ろうそくの明かり」をともすもので、ほかにも「竹と透かしのあかり」「かずらと和紙のあかり」などさまざまな明かりがともる。通常は17時までの開園時間を延長して夕暮れから21時まで点灯する。

 開催のテーマは「光と闇をあいたのしむ」。園内の明かりは「都心にいることを忘れさせる庭を舞台に夏の終わりを惜しみ、ろうそくのあかりや水辺の灯籠がつくり出す優しく幻想的な『和』の世界を表している」(にわのあかり2009実行委員会)という。

 会場に訪れた神戸市在住の藤山さん夫妻は「予想以上に『明かり』が庭に映えていて感動した」と笑顔で話す。「最近は以前より朝晩の気温が下がっていて夏の終わりを感じているので、きれいにライトアップされた庭を眺めているとちょっと寂しい気持ちにもなるが、来て良かった」とも。

 明かりの点灯のほかにも29日16時30分から、フリーアナウンサー叶桂子さんによる絵本の読み語りを行う。園内「旧小寺家厩舎(きゅうしゃ)」で、対象は幼児以上の先着50人。30日18時~19時40分ごろまでは「ジャワ影絵芝居」と題し、水牛の皮の透かし彫りで作られた人形を白い幕に投影しながら影絵を演じる。

 開園時間は9時~21時。入園料は、大人=300円、小・中学生=150円。今月30日まで。雨天時は内容を変更する可能性あり。

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