神戸・三宮、元町エリアを中心に1月30日、「モトコーまちおさらい講座」が開催される。
同イベントは、ナビゲーターに元神戸国際大学教授の桑田優さんを迎え、同エリア周辺の学習を兼ねて、まちおこしの一環として行うもの。集合場所である元町高架下のアートスペース「プラネットEartH(アース)」(神戸市中央区元町高架通)で桑田さんが1時間の講話を行った後、神戸南京町、旧山陽街道、三宮神社を巡り、神戸東遊園地で解散。約2時間30分を予定している。
講話の内容は周辺エリアについての予習で、写真を交えて解説。神戸(兵庫)港開港当時からの原点を振り返るという。1868(慶応4年)年に三宮神社付近で起きた「神戸事件」や、神戸旧居留地の建設などについても触れ、市内各所に存在する石碑やモニュメントの意味も解説するという。
今回で4回目を数える同イベント。前回までの参加者からは「面白かった、次も参加したい」「いつも何気なく歩いているエリアだが、街を見直してさまざまなことを再発見した」などの声が聞かれ、好評だったという。
NPO法人リ・フォープの宮崎みよしさんは「参加者の皆さんが『神戸の街がこうなったらいいな』と思いを馳せられるような会になれば。もっと街を知って歩けるようになる」と話す。「自分が住んでいる街でも知らないことは多い。大きく変わってしまってはいるが、そういう時代もあったのだと歴史を知るのも楽しいので、ぜひ参加してほしい」とも。
開催は13時30分~。参加費はコーヒー付きで500円。問い合わせは同NPO法人(TEL 078-366-0536)まで。