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神戸の古着店「突撃洋服店」が移転 芸術家の交流拠点と「合体」

安田美仁子社長(右から3番目)、ヤマモトヨシコさん(右から2番目)とスタッフたち

安田美仁子社長(右から3番目)、ヤマモトヨシコさん(右から2番目)とスタッフたち

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 神戸旧居留地海岸通を代表する地上4階建て近代建築「チャータードビル」(神戸市中央区海岸通)2階・3階フロアに6月4日、古着・雑貨店「突撃洋服店 神戸店」(TEL 078-331-6168)が移転リニューアルオープンした。

スパイラルラック

 同店は、まだ「古着屋」という概念がなかった1985(昭和60)年12月、居留地45番にあった大興ビル(播磨町45)に出店。デザイナー個々の世界観を形にしていたデザイナーズブランドに影響を受けて、「時代、ジャンル、カテゴリーに関係なく、独自の価値観で選んだ古着でモードをつくる」とのコンセプトを掲げ、1989年1月には高砂ビル(江戸町)、2012年9月に元町の「MISXビル」(元町通1)へ移転した。多くの映画・舞台・撮影などに衣装提供するなど、活動の幅も広い。店名は「常に攻めの姿勢」という意味が込められている。

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 今年12月に30周年を迎える同店。30周年企画第1弾として、同所にある芸術家の交流拠点「Gallery4」と合体した。安田美仁子社長は、今回の合体を同館経営者で芸術家のヤマモトヨシコさんとの「結婚」と表現。「結婚生活は、お互い依存せず個々がしっかりと成立していて、双方の感覚の広げ合いができるものだと思う。それぞれの面白い部分があるからこそ新しい発想が生まれる」と例えた。

 店舗面積は約20坪。同所の雰囲気を生かしつつ、新しい空間を演出。安田社長が発想しデザインしたスパイラルラックを同ギャラリーに所属する芸術家・八木智弘さんが形にして古着を展示するなど、アートに関わる人たちとの洋服を通じたコラボレーションも展開する。店内に配置する雑貨は「調和するがインテリアになってしまわないよう」に工夫しているという。

 店内は7,500円前後の商品を中心に、カットソー(4,500円~)、パンツ、シャツ、アクセサリー(以上6,500円~)などを取りそろえ、アーティストや衣装デザイナーがデザインしたアパレルも取り扱う。

 安田社長は「最近は昔ほどゆっくり洋服を選ぶ時間がなくなってしまったという人にも、ファッションの楽しさを思い出してもらえる場所でありたい。ファッションにできることはまだまだたくさんある。ギャラリーという空間を活用して、さまざまなテーマでファッションに関するイベントや展示を行い、形にしにくいところも形にしていきたい」と話す。

 営業時間は13時~20時。

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