神戸に11月7日、シンガポールの麺料理のラクサを味わえる「Fu-(Japanis Laksa)(フー)」(神戸市中央区熊内橋通6、TEL 078-231-6336)がオープンした。
店主の松田登美さんが訪れたシンガポールで偶然出会ったプラナカン料理「ラクサ」に魅せられ、濃厚な海老ダシとココナッツミルクのまろやかさ、スパイスが利いたスープを日本風にアレンジしたラクサが特徴の同店。子どもが生まれて食へのこだわりが強くなり、以前は、玄米と身体に優しい総菜の店を展開していたという。健康への意識による原材料選びは引き続き生かし、ラーメンの麺は、独特の食感と小麦の麺と比べて低カロリー、低脂肪が特徴の生米粉麺を使っている。店舗面積は約10坪。席数は、カウンター7席、テーブル4席。
メニューは、「えびココナッツラクサラーメン」(850円)と「えびココナッツカリー(ジャスミンライス)」(800円)を用意する。ラーメンは、麺をショートまたはロング、辛さは辛みなし、普通、辛いから選ぶ。トッピングは、味付きえび、味付きチキン、焼きチーズアボカド(各100円)、パクチー、レモン、ココナッツオイル、味付き卵(50円)から選べる。これらのトッピングがすべて入った「スペシャルラクサラーメン(トッピング全部のせ)」(1,250円)も提供する。ドリンクは、ブレンドコーヒー(400円)やハーブティー(350円)を用意する。ビールは、シンガポールの「タイガー」(600円)も提供する。
松田さんは「美容と美肌にいいと言われているココナッツミルクをたっぷり使っている。おいしく食べて、きれいになって」と笑顔を見せる。「ラクサはエビに始まり、エビで終わるくらい『エビ感』を堪能できる。エビ好きにぜひ食べていただきたい」とも。
営業時間は11時~17時。