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神戸のコーヒー店が小児がん専門治療施設を支援 一杯のコーヒーから

自家焙煎コーヒービーンズショップ「LANDMADE(ランドメイド)」の上野真人社長(左)と常連客の小学生

自家焙煎コーヒービーンズショップ「LANDMADE(ランドメイド)」の上野真人社長(左)と常連客の小学生

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 神戸ポートアイランドにある自家焙煎(ばいせん)コーヒービーンズショップ「LANDMADE(ランドメイド)」(神戸市中央区港島中町3、TEL 078-954-5077)が12月20日~22日、「チャイルド・ケモ・ハウス 応援チャリティイベント」を開催する。

「こどもコーヒー」を買う子どもたち

 「チャイルド・ケモ・ハウス」(港島中町8)は、小児がん治療中の子どもとその家族のQOL(Quality Of Life=生活の質)に配慮した国内初の専門施設。小児がんとは子どもがかかるさまざまながんの総称で、1万人に1人の割合で発症しているという。医療の進歩により7~8割の長期生存率となったが、子ども向けに治療中の生活のケアも必要と考え、同名のNPO法人が同施設を設立。同NPO法人は、人材育成・啓発をはじめ、施設内に滞在する患児と家族の生活サポート事業のソフト面を担う活動なども行っている。

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 「1杯のコーヒー」から、難病と闘う子どもたちを応援したいと立ち上がった同店の上野真人社長。同店では、甘いカフェオレを「こどもコーヒー」(小児科の対象となる中学3年生まで)と称して1杯100円で販売しており、うち10円をその場で子どもに返却。子どもたち自身の手で同施設へ募金してもらう取り組みなどを行っている。

 同イベント期間中は、ボランティア販売員らがポートアイランド内の企業・施設を訪問し、ホットコーヒーを1杯200円で販売。売り上げの全額をクリスマスイブの12月24日に同施設へ寄付する。

 10月24日~12月16日は、同イベントの準備金の一部を募るクラウドファンディングも実施。上野社長は「『チャイルド・ケモ・ハウス』には入居者があまりおられない。一番の理由は、世間に認知されていないこと。クラウドファンディングを立ち上げ、施設の取り組みをたくさんの方に広めていただくことによって日本全国での認知度を高めたい」と話す。

 「おかげさまで開始12時間足らずという短時間で目標金額である30万円を突破した。達成後もたくさんの方に支援いただいており、コーヒーを通してこれだけ多くの方々と一緒に『チャイルド・ケモ・ハウス』を応援できることに感謝している。このイベントを毎年のクリスマスの恒例行事にできれば」とも。

 営業時間は10時30分~19時。