2018年2月5日から改修工事のために休館する神戸市立博物館(神戸市中央区京町、TEL 078-391-0035)での改修前最後の特別展「ボストン美術館の至宝展 東西の名品、珠玉のコレクション」の入館者数が12月12日、5万人を達成した。
古今東西の優れた美術品を網羅する約50万点のコレクションの中から、古代エジプト美術、中国美術、喜多川歌麿などの日本美術、モネ・ゴッホなどのフランス絵画、アメリカ絵画、版画・写真、現代美術などの芸術品を紹介する同展。館内は7章に分けて構成し、80点の作品を展示する。
5万人目を飾ったのは、京都市左京区在住の園田賢治さんと妻の恵子さん。今回2回目の来館となる園田夫妻は、「気になる展覧会があれば足を運ぶが、こうしたことは初めてなのでびっくりした」と話す。
同日14時ごろから開催された記念セレモニーでは、同館の大谷幸正館長より5万人目を飾った2人に、展覧会図録、ファン・ゴッホのルーラン夫妻のクリアファイル、ボストンテリアのぬいぐるみなどの同展オリジナルグッズが贈られた。園田さんは「幅広くいろんなものがあるんだろうと思い訪れた。特に下調べはしていないが西洋美術を楽しみたい」と話した。
開館時間は9時30分~17時30分(土曜は19時まで、12月22日・1月26日はプレミアムフライデーの取り組みとして21時まで開館)。月曜、12月29日~1月1日、1月9日は休館(1月8日は開館)。入館料は、一般=1,500円、大学生=1,100円、高校生=900円、小・中学生=600円ほか。2月4日まで。