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神戸三宮にロンドン発フラワーショップ国内1号店 「お花のパティシエ」が出店

「お花のパティシエ」と呼ばれる店主の烏野優貴(うのゆうき)さん

「お花のパティシエ」と呼ばれる店主の烏野優貴(うのゆうき)さん

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 神戸・三宮センターサウス通りに4月20日、ロンドン発フラワーギフトショップ「Flowerstalk London(フラワーストーク ロンドン)神戸店」(神戸市中央区三宮町2、TEL 078-599-6657)がオープンした。

東側からの店舗外観

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 1993年にロンドンからスタートした花とアロマキャンドルを販売する店「フラワーストーク ロンドン」国内1号店となる同店。「お花のパティシエ」と呼ばれる店主の烏野優貴(うのゆうき)さんは2015年に渡英。ロンドンに住みながらドイツやフランスなどヨーロッパ各国から集まったフローリストたちと仕事をすることでヨーロッパの花について学ぶ中で訪れたパリやスウェーデンなどの花文化に魅せられ、「ヨーロッパの花文化を神戸に持ち帰りたい」という思いから同店を開いた。

 店舗面積は1階ショップと2階ギャラリーを合わせて約10坪。ナチュラルな木目調と淡いミントグリーンを基調とした店内は、ヨーロッパのフローリストをそのまま持ち帰ったようなシンプルな色合いに仕上げた。

 取り扱う商品は、ブーケ(4,500円~)、アレンジメント(8,000円~)、結婚式のブーケ&ブートニア(3万円~)のほか、観葉植物、コチョウラン、フリーズドライフラワーアレンジメント、プリザーブドフラワーアレンジメント、結婚式の花全般など予算に応じて対応。店頭、電話、メールで注文を受け付け、全国配達(サイズ上限あり)にも対応するという。

 ロンドン本店では花と共に高品質な天然の素材を使ったイギリス製アロマキャンドルをオリジナル製品として販売。「ラベンダーやバラ、スズラン、シャクヤクなど花のアロマが豊富であり日常的に使われるキャンドル文化にも魅せられた」と烏野さん。ヨーロッパ各地から集まった高度なスキルと経験を持ったフローリストたちが一つ一つハンドメードで作るドライラベンダーのアレンジメントは、独自の製法で乾燥させたイギリス産ラベンダーを使い、デザインもオリジナルのギフトアイテムで人気となっているという。オリジナル製品であるアロマキャンドルとアレンジメントの国内入荷は今秋の予定。

 NFDフラワーデザイナーの講師資格も持つ烏野さん。毎週(火曜=13時~15時、土曜・日曜=10時30分~12時30分、13時~15時、15時30分~18時)同店2階ギャラリーで、「おしゃれなブーケをつくれるようになるためのコース」(1回1万6,000円~)、「花選びから学ぶコース」(1回2万円~)、「お試しレッスン」(1回8,000円~)、「ウェディングブーケ制作サポート」(4万5,000円~、ブーケ&ブートニア制作デザイン指導、保管、髪飾り用アイテム含む)のほか、「フラワーデザイナー資格取得コース」「ウェディングフラワーコース」(各全12回)などの講習も行う。

 烏野さんは「国内にあるお花屋さんは注文してからブーケなどを作ることが多いが、ケーキ屋さんのような感覚でいつ来てもかわいいものがあって気軽に選んで買えるような店にしたい。特別なときだけでなく、生活の一部として日常でブーケを買うという文化が広まれば」と話す。

 営業時間は10時~20時(火曜は13時~)。

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