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「iro-hana かふぇ食堂」が三宮に移転増床 「健康と食」コンセプトに

和食ダイニング「iro-hana(いろはな) かふぇ食堂」店主の吉川哲雄さん(あだ名=てっちゃん)

和食ダイニング「iro-hana(いろはな) かふぇ食堂」店主の吉川哲雄さん(あだ名=てっちゃん)

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 和食ダイニング「iro-hana(いろはな) かふぇ食堂」(神戸市中央区磯上通6、TEL 078-222-5289)が11月9日、神戸・三宮に移転増床オープンした。

ランチの「iro-hana定食」

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 店主は趣味がトライアスロン、マラソン、野球で日常から料理と運動を両立させているというスポーツ大好き料理人の吉川哲雄さん(あだ名=てっちゃん)。和食の料理人として会席料理、ホテルなどで修業をし、今年で料理人として20年を迎えた。

 「人間が生きるためのエネルギーでもあり、健康にも病気にも左右する日常の食事を栄養素やカロリーを考え、おいしく、楽しく提供したい」という思いから2016年7月11日、神戸元町にアスリート健康食堂をオープン。その後、吉川さんが走る時に欠かせないというスイスで誕生したランニングシューズブランド「On(オン)」への強い愛情から、世界で唯一の「Onを売るレストラン」にも発展した。

 リピーター客も多く、順調に営業していたが、さまざまな縁ともともと出店したかった三宮の磯上エリアに理想の物件が見つかったことで移転を決意し、2周年記念イベントで発表した。「元町ではアスリート健康食堂を前面に出していたので、なかなか一般の方が入りにくかったと思う」と吉川さん。「日本人の体に合った和食」などの料理のコンセプトはそのままでより多くの人をターゲットにした和食ダイニングとしてリニューアルした。

 店舗面積は20坪。テーブル18席、カウンター4席を用意し、最大30人(立食時は40人)までの貸し切りにも対応。店内は、清潔感のある白と木目を基調に、アスリートでもある店主・吉川哲雄さんの代名詞「情熱の赤」をアクセントにした。

 兵庫県丹波市の契約農家「ことのはファーム」と吉川さんの故郷でもある鹿児島県徳之島などの野菜を使い、一日に必要な栄養素とカロリーを考えた和食ベースの料理を提供。店先では、不定期で「ことのはファーム」による野菜の販売なども行う。

 ランチメニューは、「バランス定食」(1,000円)、「iro-hana定食」(1,200円)、「iro-hanaデラックス定食」(1,500円)、「彩り野菜たっぷりサラダ定食」(850円)、「チキン南蛮定食 with 手作りタルタルソース」(900円)、「野菜たっぷり情熱カレー」(900円)など。メイン料理は週替わり。追加150円でソフトドリンクが付く。

 ディナーメニューは、淡路鶏の胸肉を使った「ムネ肉のチキン南蛮」(750円)が人気。「野菜の小鉢あれこれ3種」(680円)や定食メニュー(1,500円~)も用意する。

 ドリンクは、ハイボール、サワー(以上380円~)、チューハイ(380円)、ビール(470円~)、梅酒(380円~)、ワイン(グラス=グラス、ボトル=3,000円~)、焼酎(400円~)、日本酒(1合600円~)、ソフトドリンク(380円~)などをそろえる。

 吉川さんは「食事は人間が生きるためのエネルギーでもあり、健康にも病気にも左右するもの。元町で店をオープンしてすぐにお客さまと一緒にスポーツを楽しむチーム『iro-hana』が発足。チームウエアも作って、マラソンやトライアスロンなどの競技に参加している。来年からは早朝ランやナイトランなどのイベントも企画していく」と話す。「これまでは店の片隅に展示販売しているだけだったが、新店では『On』コーナーまで作ってしまった」とも。

 営業時間は、ランチ=11時30分~15時、ディナー=17時30分~22時。日曜定休。

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