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ノスタルジックな神戸の風景、卓上カレンダーに 昭和初期の三宮など

左から、「soshare」理事長の東村奈保さん、「もふもふ堂」イラストレーターのよひなよしかずさん、そごう神戸店広報担当の吉田紀代さん

左から、「soshare」理事長の東村奈保さん、「もふもふ堂」イラストレーターのよひなよしかずさん、そごう神戸店広報担当の吉田紀代さん

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 神戸・元町6丁目商店街にあるものづくりクリエーターの発信拠点「TuKuRu-ツクル-」(神戸市中央区元町通6、TEL 078-360-3316)が11月14日、ノスタルジックで優しい風合いの作品が人気の神戸在住イラストレーター「もふもふ堂」とのコラボ卓上カレンダー(2019年)を販売すると発表した。

神戸阪急ビルがオープンした1936(昭和11)年当時

 「もふもふ堂」は、昭和の懐かしい神戸の風景を「箱庭」にとらえたトイボックス的イラストを中心に制作。代表シリーズには「ぬりえ旅 阪神」「KOBE市電の走る風景」「1981KOBEポートピアの頃」などがあり、オリジナルグッズを市内文具店・雑貨店などで販売している。

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 「ノスタルジックKOBE卓上カレンダー2019」の中心となるイラストは、今年10月にそごう神戸店で行われた三宮を走る鉄道5社局が参加する初のイベント「三宮 鉄道フェスティバル2018」(三宮出店85周年事業の一環)で展示した作品。TuKuRuプロデュースの下で制作した同作品は、そごう神戸店が三宮に出店した1933(昭和8)年当時と現在の風景を描いた作品「三宮の駅前と阪急電鉄」「三宮の交差点とそごう神戸店」、阪神電鉄の特急乗り入れ時と現在の風景を描いた作品「阪神電車 三宮駅」など7点で、今回は未公開作品を含む全12点のイラストを使ってカレンダーにした。

 「made in KOBE」にこだわり、カレンダーを支える台は「木材価値創造企業」をコンセプトに木質建材の卸販売や小売り販売などを行う「SHARE WOODS(シェアウッズ)」(灘区王子町1)のヤマサキマサオさんの協力を得て、六甲山の木材を使う。カレンダーサイズは縦10.5センチ×横24.8センチ。カレンダー部分を切り離すとポストカードとして利用できる。オリジナル木製台は縦3センチ×横12センチ×高さ3センチ。

 現在、クラウドファンディング「FAVVO神戸」で先行販売受付を行っている。支援コースは3,000円~。卓上カレンダーとセットで届けるリターン品として、カレンダー利用後も飾って楽しめるオリジナルペーパー額縁、直筆サイン&シリアルナンバー入り額付きレプリカ、直筆サイン入り額付き原画なども用意する。リターンは12月15日から順次発送。受け付けは12月29日まで。

 「TuKuRu」を管理運営するNPO法人「soshare(ソーシェア)」理事長の東村奈保さんは「ほとんどのモノづくりクリエーターは実店舗を持たず、制作、宣伝、販売を全て一人でこなしている。今年12月で丸4年になるTuKuRuは、『一人では難しいが、何人か集まりひとつの店舗をシェアすることによって実店舗が持てる』ということを実現するために作った。作品をより多くの人に知ってもらうためにクラウドファンディングを活用し、クリエーター と共同で商品開発をする第一弾として今回の企画が立ち上がった」と話す。「くしくも来年10月には『そごう神戸店』から『神戸阪急』と名称が変更する。神戸を愛する方々に節目となる2019年のカレンダーを届けたい」とも。