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神戸・三宮の昔ながらの炭火焼き鳥店「たまるや」本店が13周年

「備長炭火焼鳥たまるや本店」の豊田春樹店長(左)と代表の西原正一さん(右)

「備長炭火焼鳥たまるや本店」の豊田春樹店長(左)と代表の西原正一さん(右)

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 神戸・三宮のマロンビル1階にある焼き鳥店「備長炭火焼鳥たまるや本店」(神戸市中央区中山手通1、TEL 078-331-6772)が3月15日、オープン13周年を迎えた。

半熟で提供する名物「玉ひも」

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 店舗面積は10坪。席数は、テーブル席8席、カウンター席8席で、最大23人の貸し切り利用にも対応する。木目を基調とした和風の店内は、「庶民的で着飾らず落ち着く空間」を演出。路地裏にある昔ながらの本格炭火焼き鳥店の雰囲気を持つ。

 経営するのは西原正一さん。2006年に独立し、「備長炭火焼鳥とり勇」を開業。2015年3月の10周年を機に現在の店名に改名した。2017年7月には同店で修業を積んだスタッフが独立し、初めて「北野坂店」としてのれん分け(経営は別)。昨年5月には、本店とはコンセプトを変えた「三宮駅前店」をオープンした。店名は、西原さんの尊敬する人が営むかわら屋根工事会社の屋号「田丸屋」を長く残していきたいという思いから付けたという。

 メニューは、「からあげグランプリ」の醤油(しょうゆ)ダレ部門で神戸2位の実績を持つ「鶏の唐揚げ」(600円)、半熟で提供する名物「玉ひも」(1本180円)、「鳥刺し5種盛り」(1,500円)、「フライドポテトトリュフ風味」(380円)などで、開業当時から締めとして提供する「とり塩ラーメン」(700円)は今でも根強い人気。その日の食材を毎日仕入れるため、心臓、肝、背肝(モツ)などの鳥刺しも人気で、希少部位は品切れになることもあるという。

 「自慢の鶏塩鍋コース」「定番焼鳥コース」(以上4,780円)、「串も鍋も!贅沢(ぜいたく)コース」(5,480円)などのコースも用意。西原さんがちゃんこ鍋店での店長経験を持つことからコースでも提供する「門外不出 とり塩鍋」(単品1,480円)に定評がある。

 ドリンクは、地酒(グラス=400円~、とっくり=700円~)、焼酎、酎ハイ(以上400円~)、ビール(350円~)、グラスワイン、ハイボール(以上450円~)、カクテル(500円)、ソフトドリンク(300円~)などをそろえる。

 西原さんは「お客さまに育てていただき、13周年を迎えることができた。これからも若手スタッフが活躍できる場を提供するために多店舗展開ができれば」と話す。

 営業時間は18時~24時(日曜・祝日は23時30分まで)。

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