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神戸・南京町で中秋節 「辛い」料理集めた広場や中国伝統芸能ステージも

神戸の中華街「南京町」で「第22回中秋節」が行われる。

神戸の中華街「南京町」で「第22回中秋節」が行われる。

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 神戸の中華街「南京町」(神戸市中央区元町通1)で9月13日~16日、「第22回中秋節」が行われる。主催は南京町商店街振興組合。

人気店を集めた「ハオツー広場」

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 中秋節は、旧暦8月15日の「十五夜」に月を愛(め)で秋の収穫を祝って地の神様を祭る節句で、今年は9月13日。1年のうちで「最も円に近く美しい満月」は、円満、完全を意味し、中国では円形に食卓を囲んで家族団らんを楽しむという。

 同時期に中国では伝統菓子の「月餅(げっぺい)」を親しい人へ贈る習慣があり、南京町では月餅(蓮の実のあん=500円、栗あん=500円、塩卵入り黒あん=600円)の販売をはじめ、同組合加盟店で使える金券が当たる空くじなしのガラポン抽選会「福球(ふくだま)」(1回500円)を行う。

 13日は、町内の人気店が南京町広場に集まり、共通のテーマでフードを販売する「好吃(ハオツー)広場」(17時~20時)を展開。今回は「辣(ラー)=辛い」をテーマに、各店がオリジナルの辛い料理を販売する。今年は横浜中華街からも1店が特別出店する。

 14日・15日は、中国伝統芸能のステージイベントを行うほか、15日・16日は、町内を回って各店に福をもたらすという獅子舞「採青」も行う。

 同組合広報部長の欧政彦さんは「毎年盛り上がる中秋節。普段の南京町とは少し違ったお祝いムードを楽しんでいただければ」と来場を呼び掛ける。

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