南京町商店街振興組合(神戸市中央区栄町通1)が主催する「南京町ランターンフェア」が12月5日、神戸の中華街「南京町」で始まる。
神戸ルミナリエに関連したイベントとして1996(平成8)年から始まった同フェア。南京町に400個以上の「中国ちょうちん(ランターン)」をつるし中国情緒を演出する。今年で24回目となり南京町の冬の風物詩となっている。
初日の16時30分から南京町広場で行われる点灯式では、梅花書道家・陳展(ちん てん)さんによる花文字の書道パフォーマンスと川上弦太カルテットによるジャズライブ後にランターンを点灯。書道パフォーマンスでは来年の干支(えと)「子(ねずみ)」を、中国で縁起の良い文字とされている『花文字』で書き上げる。
南京町商店街振興組合・広報部長の欧政彦さんは「中国情緒あふれるランターンによる東洋の温かな光の下でゆっくりと散策してほしい。期間中、点灯式で書き上げた花文字を南京町広場の『あづまや』に展示しているので、記念撮影をしていただければ」と来場を呼び掛ける。
点灯時間は16時ごろ(日没後)~22時ごろ。2020年1月15日まで。