神戸・三宮のタイシンサンセットビル(神戸市中央区北長狭通2)7階にある居酒屋「八百屋農園」(TEL 078-332-3317)が7月10日、新型コロナウイルス対策宴会「八百屋流ビアホール」を始めた。
新型コロナの感染拡大を受けて休業していた同店。6月1日に予約制で営業を再開したが、コロナ禍の時代に対応した新体制として再始動した。期間限定で同店の単品メニューが120分食べ飲み放題となる。
感染予防対策として扇風機や空気清浄機を増設し、30分毎に換気。来店客にはフェースシールドを無料提供する。大皿の取り分け料理は全て廃止し、「お通し」は一人一台の舟盛りを提供。ネット環境でモニターを通して自宅にいる参加者とリモート飲み会ができる「リアル×オンライン飲み会」にも対応する。
コースは、同店の野菜、魚、肉料理を幅広く気軽に楽しむ「縁日コース(40品)」(4,000円)、縁日コースにさらに北海サーモンや牛ハラミ、淡路鶏のグリルなどが付く「花火コース(51品)」(5,000円)、花火コースにさらに但馬牛のビフカツや肉ずし、淡路鱧、神戸スイーツポークの炙(あぶ)り焼き、明石たこ飯が付く「神輿(みこし)コース(63品)」(6,000円、前日までに要予約)を用意する。
同店を経営する「情熱ダイニング」の事務局長・安藤穂波さんは「フェースシールドを付けてのソーシャルディスタンス飲み会、自宅で楽しむオンライン飲み会やリモート飲み会などにも対応可能なので安心して食事を楽しんでいただければ」と話す。
営業時間は16時~23時。「八百屋流ビアホール」は8月31日まで。
2月に9周年を迎えた同店。個室など120席を用意し、20人~50人以上の宴会に対応する。