建築家・隈研吾さんを迎えた講演会・シンポジウム「三宮の未来を考える~建築、アート、ハートを通じて~」が2月6日、神戸市勤労会館(神戸市中央区雲井通5)7階大ホールで開催される。
【1月13日追記:上記イベントは緊急事態宣言に伴い中止(延期検討)となりました。】
主催は三宮センター街2丁目商店街振興組合(三宮町2)。共催はKOBE三宮・ひと街創り協議会、三宮センター街3丁目商店街振興組合、三宮センター街東通商店街協同組合、三宮プラザ名店会。神戸市後援。
再整備が進む神戸三宮駅周辺の街の未来像を、建て替えに向けた検討が始まった「さんプラザ」「センタープラザ」「センタープラザ西館」の将来像も含めて商店街関係者と一般参加者が共に考える機会になればと企画。
当日は、国立競技場の設計にも携わった世界的な建築家・隈さん(東京大学特別教授・名誉教授)の講演会をはじめ、隈さん、吉田尚人高知県梼原町長、久元喜造神戸市長、KOBE三宮・ひと街創り協議会の久利計一会長によるパネルディスカッション形式のシンポジウムを行う。
三宮センター街2丁目商店街振興組合・企画担当理事の藤井淳史さん(「毛利マーク」社長)は「商業者がまちの未来を考える機会として企画した。街に関わっている商売人たちが過去・現在をつむぎながら、何十年も先を見つめながら夢を現実にしていく第一歩になるもしれないこのイベントを見届けていただきたい」と話す。
開催時間は14時~。参加無料。定員は250人。往復はがきによる事前応募制で1月20日必着。応募者多数の場合は抽選となる。問い合わせは神戸サンセンタープラザ「隈研吾講演会」係(TEL 078-331-5311、月曜~金曜9時30分~18時)まで。
※2月6日に開催を予定していた建築家・隈研吾さんを迎えた講演会・シンポジウムは緊急事態宣言に伴い中止(延期検討)となりました。(1月13日追記)
阪神・淡路大震災で大きな被害を受けた三宮の復興をアートの力で支え、恩返しようと同商店街が2006(平成18)年から継続しているアートストリート構想、道幅8.5メートルの通りを生かしてアート作品を地面に収蔵するストリートミュージアム。今後は同商店街のウェブサイトをリニューアルし、「新型コロナウイルスの影響で元気のない現状にアートの力で癒やしを感じていただき、まちの魅力再発見のきっかけになれば」と再発信も行うという。
三宮センター街2丁目商店街振興組合、三宮センター街3丁目商店街振興組合、三宮センター街東通商店街協同組合が連携して、イルミネーションやタペストリー装飾も行っている。