神戸・トアロードのイタリア料理店「osteria da BOSCINO(オステリア ダ ボスチーノ)」が12月10日、「DAL BOSCINO(ダルボスチーノ)」(神戸市中央区八幡通4、TEL 078-252-8629)に改名しフラワーロードに移転オープンした。
オマール海老のうまみを凝縮したアメリケーヌソースとモチモチ食感のリングイネを使ったパスタ
オーナーシェフの小林正明さんは32歳で独立し、トアロードに「osteria da BOSCINO」の前身となるイタリア料理店「IL CUORE(イルクオーレ)」を開業。2016(平成28)年には全国イタリア料理コンクールの決勝に進出し、準グランプリを受賞した。7年間同じ場所で営業を続けてきたが、新型コロナウイルスの流行で人の流れの変化を感じたことから、地下店舗からオープンで入りやすい雰囲気の路面店への移転を決意した。
店舗面積は19平方メートル。席数は34席で、貸し切り利用にも対応する。レトロな雰囲気の内装はカジノをイメージ。店名は、イタリア語の「BOSCO=林」と「INO=小さい」を組み合わせた造語。
ランチは、本日のパスタ、自家製パン、季節の生ハムサラダのセットで980円(税込み)など。ディナーは、「市場直送鮮魚のカルパッチョ」(1,300円)、「グランプリ受賞タラのパテ(1枚)」(180円)、「オマール海老のアメリケーヌソース リングイネ」(1,800円~)、「マルゲリータ」(1,600円、以上税別)などの単品メニューをそろえる。
ドリンクは、市内で2店舗しか提供を許されていないというイタリアのビール「ペローニ・ナストロ・アズーロ」(600円)をはじめ、グラスワイン(550円)、ボトルワイン(2,600円~)、ノンアルコールビール「モレッティ・ゼロ」(600円)、「紫波町のぶどうジュース(6カ月熟成)」(600円)などをそろえる。
小林さんは「移転してから、昼はビジネス客、夜はファミリー層の利用が増えたため、料理の提供スピードに気を付けている。仕事帰りにワイン一杯、料理一品からでも気軽に利用いただければ」と話す。
営業時間は、ランチ=11時30分~13時30分、ディナー=17時~21時(以上ラストオーダー)。兵庫県時短要請に伴い現在の営業時間は20時まで。日曜定休。