神戸の老舗カツ丼店「かつ丼 吉兵衛(よしべい)」(本店=神戸市中央区三宮町2)が3月19日、「小野柄通店」(小野柄通7)、「プロメナ神戸店」(東川崎町1)でうどん・そばの販売を始めた。
三宮で1979(昭和54)年にカウンター6席1坪弱のカツ丼専門店として創業した同店。現在は「かつ丼で活力を」を合言葉に、兵庫・大阪を中心とした実店舗9店のほか、Uber Eatsや出前館などに対応する宅配専門の新業態・オンラインデリバリーサービス限定店舗を東京・札幌・京都などに展開する。
上林守社長は「プロメナ神戸店のあるフードコートからうどん店が撤退し、お客さまからうどん・そばの要望を多くいただいた。少しでも要望にお応えできるよう、店舗を限定して販売を始めることにした」と明かす。
2019年、通常メニューに初の麺メニューとして「生そうめん」を販売。新たに、あごだしを使ったこしのある「かけうどん」、のどごしが良い「かけそば」(以上、ミニ=220円、並盛=450円、てんこ盛=550円)を提供する。
3月・4月の期間限定メニューとして、現在販売中の「ぶっかけ明太子かつ丼」「ぶっかけ明太子生そうめん」に加え、「ぶっかけ明太子(めんたいこ)うどん」「ぶっかけ明太子そば」(以上、並盛=500円、てんこ盛=600円)も用意する。
上林社長は「サイズが選べるので、カツ丼とセットにしたり、お子さまと一緒に食べていただいたりもできる」と話す。「うどん・そばとカツ丼は全メニューがテークアウトできるので、『おうちごはん』としても利用いただければ」とも。
営業時間は、小野柄通店=11時~20時30分、プロメナ神戸店=10時~21時。