神戸ポートピアホテル(神戸市中央区港島中町6)が10月15日から期間限定で、ナッツスイーツ専門店「NUTS LAB(ナッツラボ)」(兵庫区下沢通7)とのコラボスイーツを販売している。
ナッツラボを経営するのは、豆類やドライフルーツを取り扱う食品メーカーで今年創業100年の「有馬芳香堂」。40年前まで自社工場があった跡地を活用し、今年4月26日に自社製造の鮮度の良いナッツ、パティシエ監修のスイーツを提供する同店を開いた。
伝統を守り続け、今年3月9日に開業40周年を迎えた同ホテルと、長年積み重ねたナッツ加工の技術を持つ有馬芳香堂の「神戸を盛り上げたい、神戸の魅力をもっと伝えたい」という共通の思いから、両社のパティシエが「神戸愛が詰まった『ナッツスイーツ』」を共同考案する企画が実現した。
ナッツスイーツには、有馬芳香堂が厳選したナッツのほか、JA兵庫六甲神戸西いちじく部会の協力を得て、神戸市西区で収穫した「神戸いちじく」を使う。
ピーカンナッツを使いザクザクした食感の「キャラメルナッツと神戸いちじくのタルト」(540円)は、同ホテル本館1階「デリカテスアラメゾン」(11時~18時30分)、アーモンドの香ばしさを感じる「神戸いちじくとナッツのミルフィーユ(コーヒーまたは紅茶付き)」(1,694円)は「ティーラウンジベルクール」(11時~18時)で販売する。
クルミのコクと香ばしさをキャラメリゼで生かし、しっとりした食感に仕上げた「神戸いちじくとくるみのパウンドケーキ」は、本館30階「スカイグリルブッフェGOCOCU」のビュッフェ(ランチ、ディナー)デザートコーナーで提供する。
同スイーツは、「ナッツラボ」でも10月27日から順次販売する。販売期間は同店のインスタグラムで発信する。
同ホテル広報担当者の万庭奈々恵さんは「何度もミーティングや試作を経て、3種のナッツスイーツが完成した。若いパティシエスタッフたちの熱い思いが込められているので、一度味わってもらえたら」と話す。
同ホテルでの販売は10月31日まで。