焼き鳥店「博多やきとり かわ庵 三宮東門店」(神戸市中央区中山手通1、TEL 078-381-9494)が10月11日、三宮・生田東門商店街(通称=東門街)のユーベルビル2階にオープンした。
「名物とりかわ白(塩焼き)」(左)、「名物とりかわ黒(タレ焼き)」(右)
JR元町駅南側にある神戸元町郵便局近くで2012(平成24)年にオープンした「博多やきとり かわ庵」の3号店。「博多で人気がある」という「鶏皮」をメインに扱う焼き鳥店で、鳥皮は最も柔らかい首皮のみを使い、串に編みこむように巻き刺すのが特徴。下焼きとたれの漬け込みを繰り返すことで余分な脂を落とし、仕上げにくぐらせる「秘伝」のたれはオーナーの荒川智紀さんが福岡県博多市内で5年間修業していた店の師匠から引き継ぎ、継ぎ足して今も使っているという。
店舗面積は22坪。席数はテーブル30席、カウンター11席。「女性にも入りやすい温かい雰囲気になるよう心掛けた」と荒川さんは話す。
串焼きのメニューは「名物とりかわ黒(タレ焼き)」「名物とりかわ白(塩焼き)」「豚バラ」(以上110円)など。荒川さんの「焼き鳥はB級グルメとしてリーズナブルにたくさん種類を食べてほしい」という思いから、串焼きメニューは創業から変わらず1串110円~220円で提供している。
一品メニューは「冷やしピーマン」(160円)、「豚足塩焼き」「大手羽」(以上380円)などを用意する。3店舗それぞれオリジナルメニューを1品用意しており、三宮東門店では店長の中尾裕介さんが考案した「自家製おつまみ鶏チャーシュー」(490円)を提供する。
ドリンクは生ビール(440円)、「エクストラゴールド」(490円)、「フリージングハイボール」(380円)のほか、日本酒、焼酎、ソフトドリンクなどをそろえる。
中尾さんは約4年前に荒川さんから誘いを受け運送会社から転職。元町北店で約1年半、元町本店で約2年半勤務した後、同店の店長を任された。
中尾さんは「三宮への出店ということで、客層なども変わりプレッシャーもある。エリアに合う店づくりをしていき、多くの方に名物の鶏皮を楽しんでほしい」とほほ笑む。「明るい接客を心掛けており、スタッフには気軽に声を掛けてほしい」とも。
営業時間は17時~23時30分。