「アースデイ神戸2022」が5月4日・5日、神戸の「みなとのもり公園(神戸震災復興記念公園)」(神戸市中央区小野浜町)で開催される。
1970(昭和45)年にアメリカで始まった「アースデイ」は地球環境の問題について考える日として、現在までに世界各国・地域で展開。神戸市では2007(平成19)年に初めて開催し、2012(平成24)年からは「みどりの日」「こどもの日」に合わせ、同公園で開催してきた。
2020年・2021年は、新型コロナウイルス感染症の影響で中止。今回は2年ぶりの開催となる。
イベントのテーマは「感じる つながる 変えられる」。テーマの3語は、環境問題や貧困問題を頭で考えるのではなく、買い物やランチ、話などを通じて感じてもらったり、イベントに参加した人同士がつながることで共感・理解を深めてもらうと、輪が広がり少しずつ世の中が変わっていくのではないかという期待を表す。
同イベントはボランティアが運営。会場では体験型ワークショップ、展示、物販・飲食ブースを展開。「エコロジー」「(フェアトレードなど)国際協力」「食育」「スローライフ」「子育て」などをテーマに据える。
同実行委員会広報担当者の藤原真紀さんは「昨秋の開催も検討したが、厳しい感染状況が続き断念した。2年見送り、やっと開催にこぎ着けることができた」と胸をなで下ろす。「イベントを通して、これからの暮らしを考えるヒントを提供できれば」とも。
開催時間は、4日=11時~17時、5日=10時~16時。雨天決行。入場無料。現在、ボランティアスタッフを募集している。説明会の開催は4月を予定する。