食べる

神戸の裏三宮エリアにカジュアル割烹「御厨べらみ」 コース、単品メニュー用意

神戸・裏三宮エリアにオープンした「御厨べらみ」外観

神戸・裏三宮エリアにオープンした「御厨べらみ」外観

  • 0

  •  

 カジュアル割烹(かっぽう)「御厨(みくりや)べらみ」(神戸市中央区雲井通3、TEL 070-9026-0350)が10月18日、JR三ノ宮駅の東エリア(通称=裏三宮)にオープンした。

料理人の大堀綺夏さん

[広告]

 神戸で飲食店事業を展開するSMYH(中山手通3)代表の江顕仁さんはこれまで、人気の立ち飲み居酒屋「べらみ(Bel-Ami)」など3店舗を経営。5月末までにいったん全ての店を閉店し、新業態の飲食店へのリニューアルを行ってきた。これまでに焼き鳥料理店「焼鳥米澤」、イタリアン「Za’snatch」をオープンし、同店が3店舗目となる。

 江さんが経営する3店舗がある「裏三宮」エリアは、繁華街である三宮のすぐ隣でありながら、昭和の風情が今なお残っており、「裏三宮というキーワードをはやらせて盛り上げたい」という思いがあったという。

 店舗面積は10坪弱。席数は、カウンター7席、立ち飲みスペース8席。窓枠、家具、柱などは、リニューアル前の「べらみ」グループ店で使っていた素材や古材を再利用している。店名の「御厨」は、神様の台所(=供物などを調理する厨房)という意味を持ち、和食一筋という若手料理人の大堀綺夏さんが腕を振るう。

 単品メニューは、「トマトの土佐酢ジュレがけ」「原さんのおとうふ」(以上500円)、「厚揚げと小松菜のピーナツあえ」(450円)、「れんこん饅頭(まんじゅう)」(680円)、「かぶらの白味噌(みそ)グラタン」(700円)など。

 「おまかせコース」(5,500円、前日までに要予約)では、「里芋の唐揚げ」「ほうれん草と焼き舞茸(まいたけ)のおひたし」「六甲和牛のすき焼き風温玉」などを提供。締めには、いなりずしとミニあさりそばを用意する。

 ドリンクは、和食に合う日本酒を常時約6種そろえ、客の好みに合わせて提供する。

 大堀さんは「のれんを鳥居に見立てて、外の世界との緩やかな境界線を表現した。一歩足を踏み入れるとだしの香りが満ち、でき立ての料理を肩肘張らずに楽しめる空間に仕上げた」と話す。「料理はきちんと、スタイルはあくまでカジュアルに。自宅ではなかなかできない手間暇かけた和食を気軽に楽しんでほしい」とも。

 営業時間は16時~22時。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース