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神戸の二宮筋商店街に焼き鳥料理店「焼鳥米澤」 「裏三宮」活性化に

左から、パティシエの畠中太紋さん、ワイン統括責任者の山口幸司さん、焼き師の米澤大貴さん、おかみの冨安希恵さん

左から、パティシエの畠中太紋さん、ワイン統括責任者の山口幸司さん、焼き師の米澤大貴さん、おかみの冨安希恵さん

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 焼き鳥料理店「焼鳥米澤」(神戸市中央区琴ノ緒町3、TEL 070-8498-8996)がJR三ノ宮駅の東(通称=裏三宮)にある二宮筋商店街にオープンして1カ月がたった。

ドイツワインと焼き鳥のペアリングを提案

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 神戸で飲食店事業を展開する合同会社SMYH(中山手通3)代表の江顕仁さんはこれまで人気の立ち飲み居酒屋「べらみ(Bel-Ami)」など3店舗を経営。5月末までにいったん全ての店を閉店し、今年中に新業態の飲食店へのリニューアルを目指している。

 「今のタイミングで全店舗リニューアルしたら、さらに面白くなるのではと踏み切った」と江さん。5月22日にオープンした「焼鳥米澤」は新規開業第1弾となる。

 江さんが経営する店がある「裏三宮」エリアは、繁華街である三宮のすぐ隣でありながら、昭和の風情が今なお残っており、これまでも「裏三宮というキーワードをはやらせて盛り上げたい」という思いがあった。

 店舗面積は約18坪。席数は、カウンター13席、個室1室4席。内装はインテリアを手がける「Muff」の1級建築士・今津修平さんが担当。「移ろい」をコンセプトにくつろげる落ち着いた雰囲気に仕上げた。

 同店では、ドイツワインと焼き鳥のペアリングを提案。メニューはコース一本に絞り、1串ずつ提供する。

 「季節替わりの、米澤のおまかせコース」(6,600円)では、焼き鳥をはじめ、鶏たたき、一品料理、茶わん蒸し、締めの親子丼もしくは鶏白湯(とりぱいたん)ラーメン、パティシエ特製デザートなどを提供。箸休めには湊川にある「マルシン市場」内「中村漬物」の「べったら漬け」や自家製浅漬けを用意する。

 ドリンクは、ドイツワイン(850円~)をはじめ、日本酒(600円~)、焼酎(650円~)、ノンアルコールカクテル(500円~)などをそろえる。

 江さんは「旬の食材で四季を感じてもらうことはもちろん、テーブルの木材や銅板の経年変化も楽しみながら、二宮という地域が盛り上がっていく時の流れの一部になれたら」と話す。

 営業時間は17時~23時。日曜定休。

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