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神戸・三宮のインドネシア料理店が移転 現地出身シェフが本場の味提供

インドネシア中部ロンボク島出身「BUMBU KITCHEN(ブンブキッチン)」シェフのユスフ・デビハンさん

インドネシア中部ロンボク島出身「BUMBU KITCHEN(ブンブキッチン)」シェフのユスフ・デビハンさん

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 神戸・三宮のインドネシア料理店「BUMBU KITCHEN(ブンブキッチン)」(神戸市中央区琴ノ緒町5、TEL 078-252-9616)が8月25日、移転リニューアルした。

「ナシチャンプル ごはんとおかずの盛り合わせ」

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 妹尾純子さんと夫でインドネシア中部ロンボク島出身シェフのユスフ・デビハンさんが営む同店。2人は妹尾さんがインドネシアに在住していた1995年に結婚。インドネシアで店を営んでいたデビハンさんの作る料理の味を「もっと多くの人に知ってほしい」と2018(平成30)年8月6日に神戸で開業した。

 新型コロナウイルス感染拡大防止のため外出自粛が呼び掛けられる中、移転前の地下に位置する店舗は6月から休業。営業再開を待ち望む声も多く、「お客さまのためにも、また神戸のためにも頑張りたい」というデビハンさんの思いから、路面店への移転・再開を決意した。

 店舗面積は25平方メートル。席数は、テーブル14席、カウンター4席を用意し、最大20人の貸し切り利用にも対応する。マリンブルーをアクセントにした木目調の内装は、インドネシアのワルン(食堂)をイメージ。店名の「ブンブ」は、インドネシア語でスパイスを意味する。

 インドネシア料理に使う調味料「サンバル」は、ユスフ・デビハンさんが一から手作りすることにこだわった同店オリジナル。イスラム教徒向けのハラル食を用意する。

 サラダ、スープ、ドリンクが付くランチメニューは、「ブンブチキンカレー」(750円)、「鶏肉とたまごのココナッツカレー」「ミーアヤムバッソー 鶏肉と牛だんご汁そば」(以上900円)、「ナシゴレン インドネシア焼き飯」「ミーゴレン インドネシア焼きそば」(以上850円)、「ナシチャンプル ごはんとおかずの盛り合わせ」(1,200円)など。

 ディナーメニューは、「オポールアヤム 鶏とたまごのココナッツカレー」(900円)、「サンバルゴレンシーフード 海老とイカのサンバル炒め」(1,050円)、「アヤム バカール リチャリチャ(グリルチキンのスパイシーフレッシュ トマトソースのせ)」(1,250円)、「サテカンビン(羊肉の串焼き ピーナッツソースがけ)」(3本750円)などを提供する。インドネシアのビール、酒、コーヒーなどもそろえる。

 妹尾さんは「JR三ノ宮駅中央口からも近く、お一人さまでも気軽に立ち寄っていただけるようにランチ限定だったご飯付きのおかず盛り合わせをディナーでも提供し始めた。全て素材から作っているソースを使った本場インドネシアの家庭料理を楽しんでいただければ」と話す。

 営業時間は、ランチ=11時30分~14時30分、ディナー=17時30分~22時(日曜は11時30分~17時)。月曜定休。

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