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IT技術を地域に還元「神戸ITフェスティバル」-若手の働きかけで実現

同委員会の舟橋健雄さんと実行委員長を務める力宗幸男さん

同委員会の舟橋健雄さんと実行委員長を務める力宗幸男さん

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 神戸で初となる地域貢献を目指したITイベント「神戸ITフェスティバル2011」が4月15日、神戸市産業振興センター(神戸市中央区東川崎町1)で開催される。

同ITイベントのフライヤー

 同イベントは、ITの最新技術を分かりやすく解説するセミナーや展示会場の特設ブースを通じて、ITを生活や仕事に役立てるための情報を提供し、神戸の地域社会や産業の発展に貢献しようとするもの。対象をIT業界でなく一般向けとしたイベントとしては神戸で初の試みとなる。

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 会場では、フェイスブックやツイッターなどの話題の「ソーシャルメディア入門」(講師=神田敏晶さん)から、商店主を対象にした「商店経営もIT活用で成果アップ!」(講師=LOVE神戸・西洋子さん)、学生向けの「文系パーソンのためのビジネスウェブ活用」(講師=W3C・深見嘉明さん)、技術者向けの「神戸のスパコン・京速コンピュータ『京』のご紹介」など30強のセミナーが7カ所の会場で同時に開催され、参加者は自由に聞くことができる。セミナーの様子はユーストリームでも配信する。

 展示ブースでは、iPhone、iPad、Androidなどのスマートフォン端末を実際に手に取りながらアプリケーションを体験できるほか、「Google活用方法」「パソコンなんでも相談」などITに身近に接することができるコーナーを用意する。当日は、神戸市のゴミ分別などのルール推進をアピールするキャラクター「ワケトン」「ワケニャン」も登場し、来場者を出迎える予定。

 主催する神戸ITフェスティバル実行委員会は、昨年開催された関西圏の若手IT技術者と企業関係者による「オープンソースカンファレンス 2010 Kansai@Kobe」のメンバーが主体となり、有志で運営している。同委員会の舟橋健雄さんは「地元の企業、団体、行政、学生といったさまざまなメンバーで構成されており、時間が合わない中、スカイプやフェイスブックを活用して進めている。初めての試みであり試行錯誤が続くが、たくさんの人に参加していただけるイベントにしたい」と話す。

 同委員会の実行委員長を務める力宗幸男さん(兵庫県立大学大学院 応用情報科学研究科 教授)は「神戸でITを中心とした地域振興をやっていきたい。専門家だけでIT技術を共有するのではなく、一般の人たちにその技術を暮らしや仕事で役立ててほしい」と話す。「若い人たちが中心に集まりIT振興に向けた組織ができつつある。こうした動きに協力していきたい」とも。

 当日は、「日経コンピュータ」「日経SYSTEMS」の年間無料購読権や神戸牛などが100人に当たる抽選会も予定。併せて、東日本大震災の義援金受け付けも行う。

 開催時間は10時~18時。翌16日は「オープンソースカンファレンス 2011 Kansai@Kobe」も同会場で開催。現在サイトでイベントや懇親会(有料)の予約を受け付けている。

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