神戸・元町に4月11日、チキンカレー専門店「two of us(トゥーオブアス)」(神戸市中央区下山手通4、TEL 078-599-5707)がオープンした。
店舗面積は14.5坪で、テーブル席20席を設ける。2羽のウサギが向き合っている様子をモチーフした看板と店内に置かれたウサギの置物が特徴。店主の野崎直美さんが好きな絵本「しろいうさぎとくろいうさぎ」をイメージした言葉「two of us(私たち二人)」が店名の由来になっている。「カップル、夫婦、友達同士などで、ゆったりとくつろげる空間になれば」という思いを込めた。
10年前、野崎さんが偶然通りかかったカレーフェアで食べたスパイスの利いたカレーに魅了され、その後カレー作りの研究に励む。「いつかはカレー店を出店したい」という思いから脱サラし、飲食店で修業。2年前、同店のシェフと出会い念願の出店を果たした。
「カレー専門店は男性的なイメージが強いため、女性一人でも気軽に入れるカフェのような雰囲気にこだわった。スパイシーだが胃にやさしく、すっきりとした食後感のあるオリジナルチキンカレーをぜひ食べていただきたい」と野崎さん。
平日のランチメニューはセット2種で、「Tropiカリー」(800円)と「キーマカリー」(700円)。共に自家製ピクルス、デザートが付く。そのほか、トッピングの温泉卵(100円)、チャイ・コーヒー・ジュースなどミニドリンク(各200円)も。チキンシシカバブ・照り焼きチキン・タンドリーチキンなど小皿セット(各300円)も用意。ドリンクはヱビスビール(600円)、温州みかん100%ジュース(500円)など。来月から新メニュー「焼きカレー」やディナーメニューの提供も始める。
野崎さんは「小麦粉を使用しておらず、アレルギーの人も安心して食べることができる。オープンから2週間で、すでにリピーターの方もいるのでありがたい」と話す。「今後もメニューを増やしていく予定。最後の一口が一番おいしいと思ってもらえるようなカレーを目指したい」とも。
営業時間は、ランチ=11時~14時30分、ディナー=17時~20時(5月1日より、平日=11時~19時、土曜・祝日=11時~16時)。日曜定休。5月限定で「マザーズタイム」(火曜14時~、親子連れ客へデザートサービス)を実施する。