神戸市立中央体育館（神戸市中央区楠町4、TEL 078-341-7971）で3月20日、「神戸バスケットボールまつり」が開催される。

「神戸バスケットボールまつり」フライヤー

　同体育館指定管理者・公益財団法人神戸市スポーツ教育協会が主催、9月に開幕するバスケットボールの国内トップリーグ「NBL（ナショナル・バスケットボール・リーグ）」に参入する「HYOGO STORKS（兵庫ストークス）」が共催し、大阪体育大学 生涯スポーツ実践研究センター（大阪府泉南郡）内「冨山ゼミ」のメンバーが企画協力する。

　当日は、一般募集したチームのヘッドコーチを兵庫ストークス選手が務めリーグ戦を行う「STORKS CUP」や大阪体育大学による「大体大カップ」（障害物競走など）を開催。同選手による技術指導「バスケットボールクリニック」、同チーム試合会場でのダンスパフォーマンスなどを行う「ストークガールズ」によるダンスレッスン「キッズチアダンスクリニック」も行う（参加は事前申し込みが必要、見学は可能）。

　会場では、来場者が当日参加できるイベントも開催。同チーム歴代ユニホームなどを展示する「アスリートサロン」、体力年齢をチェックする「体力測定コーナー」、「フリースローチャレンジ」のほか、同チームの公開練習なども行う。イベントの締めくくりとして、神戸総合型地域スポーツクラブ（16校区）へのクラブフラッグ贈呈式を予定。同フラッグは神戸芸術工科大学（西区）の学生が手掛けた。

　神戸市スポーツ教育協会の福田一儀さんは「体育館という場所は自分自身がスポーツをするために利用する人が多い。地縁・血縁が薄くなった現在、古きよき時代にあった家族や友人、地域がつながる祭りや運動会のような場としても活用していただきたいと思った」と話す。「兵庫ストークスがトップリーグに参入するこのタイミングは絶好のチャンス。このイベントをきっかけにスポーツという切り口でみんなが楽しめる場になれば」とも。

　開催時間は9時15分～17時。入場無料。事前申し込みが必要なイベントの締め切りは、各クリニック＝10日（消印有効）、「STORKS CUP」＝13日（必着）。詳細は、神戸市立中央体育館のホームページで確認できる。

　なお、「兵庫ストークス」来期トップリーグ昇格の開幕戦（9月末）は神戸市立中央体育館での開催が決まっている。