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神戸・相楽園に「わらぼっち」をまとった冬ボタン-13種50本展示

「わらぼっち」や「蛇の目傘」に包まれた冬ボタン

「わらぼっち」や「蛇の目傘」に包まれた冬ボタン

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 神戸市立相楽園(神戸市中央区中山手通5)で現在、「冬牡丹(ボタン)と無事すぎの路」が開催されている。

杉の葉を敷き詰めた「無事すぎの路」

 2011年に初めて行われ、4回目を迎える同展。ボタンを県花とする島根県の大根島から13種50本の「冬ボタン」を取り寄せ、稲わらを傘状にした「わらぼっち」や「蛇の目傘」で彩り展示している。

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 寒い時期にも花を楽しんでもらうため、人工的に温度調節し冬に咲かせたボタンを取り寄せている同展。昔は「わら」や「傘」を使ってボタンを風雪から守っていたが、現在では目で見て楽しむために「わらぼっち」などで飾る風習が残っている。

 園内には、ピンク系の「吉野川」や白系の「紀子の舞」などの品種のほか、赤や赤紫、黄色のボタンを展示。今週末には見頃を迎えるという。期間中、同園では杉の葉でふいた傘や杉の葉を敷き詰めた道を通る「無事すぎの路」も設置。「杉」と「(無事)過ぎ(る)」をかけて作った縁起物で、「無事すぎの路」を通ることで「今年一年が無事過ぎるように」と願いを込めている。

 園長の乾高彰さんは「通常、春にしか咲かないボタンをこの時期に見に来ていただくことができる。杉の葉を敷き詰めた『無事すぎの路』も遠慮なくどんどん踏み進んでいただければ」と笑顔で話す。「2年前に植えた冬ボタンも年のゴールデンウィウイークには花が咲き、ご覧いただけると思う」とも。

 開園時間は9時~17時。1月13日まで。最終日に、展示されているボタンの販売も予定する。

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