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神戸でCGの祭典「シーグラフアジア」出展作品選考会 CGアニメーションなど

CAF委員長を務める「ポリゴン・ピクチュアズ」の塩田周三社長

CAF委員長を務める「ポリゴン・ピクチュアズ」の塩田周三社長

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 11月2日~5日に神戸で開催されるCG(コンピューターグラフィックス)の祭典「第8回 ACMシーグラフアジア」のプログラム「コンピューターアニメーションフェスティバル(CAF)」の作品選考会が7月3日~5日、神戸電子専門学校(神戸市中央区北野町1)北野館5階ドームホールで行われた。

CAF作品選考会の審査員メンバー

 国際的なコンピューターグラフィックスとインタラクティブ技術コミュニティーを実際に見て、触れて、体験することができるカンファレンスと展示会の両方を持つ同イベント。アメリカの「ACM(計算機学会)」が主催し、1974年から北米で毎年開催されている世界最大の国際会議&展示会「SIGGRAPH(シーグラフ)」のアジア大会で、2008年にシンガポールで第1回が開催されて以来、毎年開催。日本では2009年の横浜大会以来6年ぶりとなる。

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 同イベントの中でも特に華のあるプログラムとされている「CAF」。コンピューターアニメーションやビジュアルエフェクトを活用した作品を集め、その中で芸術性・表現・技術・エンターテインメント性において優れた作品が選ばれ同イベントで上映される。

 作品選考会では、一般応募作品400点の中から選ばれた120点を順次上映。CGスタジオの老舗「ポリゴン・ピクチュアズ」(東京都港区)の塩田周三社長がCAF委員長を務める審査員メンバーが審査を行い、最高賞、審査員賞、最優秀学生プロジェクト賞を決定するほか、特に秀でた作品を集め上映する「エレクトロニックシアター」に出展する20作品とさまざまなジャンルの作品を上映する「アニメーションシアター」に出展する60作品を選定した。受賞作品は9月に一般公開を予定する。

 兵庫県出身でもある塩田社長は「シーグラフは業界の中では格調高いイベントで、CAFに作品が選ばれることはとても名誉なこと。イベントに関わる学生たちがその審査に関わる人たちと交流を持ちなんらかの可能性を感じてもらえれば」と話す。「エンタメ系の産業は東京が中心になっている。イベント開催が刺激になって、学生だけでなく地元のなんらかの動きにつながれば」とも。

 同校副校長の源田定之さんは「塩田さんが兵庫県出身ということで以前から交流があり、当校のセミナーにも登壇していただいたこともある。シーグラフアジアでは、当日に学生ボランティアを派遣するほか、神戸芸術工科大学との共同で作品展示なども予定している。CGの業界には神戸出身の人も意外と多いが、残念ながら地元にはCGなどゲーム・映像系の会社がない。このイベントが神戸のCG産業と日本のCG業界の発展につながればうれしい」と期待を寄せる。

 カンファレンスは2015年11月2日~4日、展示会は11月3日~5日。神戸国際展示場(港島中町6)と神戸国際会議場(同)を会場に、約6000人の参加者と約100社の出展を目指している。