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神戸どうぶつ王国でゴマフアザラシ命名式 一般応募で「みなと」「ひなた」に

ゴマフアザラシの「みなと」と「ひなた」が命名者の亀井あずささんにお礼のあいさつ?

ゴマフアザラシの「みなと」と「ひなた」が命名者の亀井あずささんにお礼のあいさつ?

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 神戸ポートアイランドの全天候対応施設「神戸どうぶつ王国」(神戸市中央区港島南町7、TEL 078-302-8899)で1月9日、「ゴマフアザラシのペアW命名式」が行われた。

給餌体験をする命名者の亀井あずささん

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 昨年11月28日に同施設でデビューしたゴマフアザラシのオス・メス2頭。インサイドパーク(屋内エリア)のカピバラやビーバー、オットセイなど水辺に生息する生物のエリア「アクアバレー」に新設したプールは、岩場や砂浜をイメージし、縁を低くすることで客から非常に近い距離で見ることができるよう工夫したという。ゴマフアザラシの飼育は同施設で初めてとなる。

 2頭の名前は昨年12月19日~25日の1週間募集。300通を超える応募があり、そのうち神戸市灘区の会社員・亀井あずささん(23)が応募していた名前に決まった。共に2014年生まれで、「鼻先が丸く、のんびり屋でよくメスに魚を横取りされる」というオスは「みなと」、「鼻先がシュッとしてしっかり者でオスよりも人懐こく、プールの縁によく頭を乗せている」というメスは「ひなた」という名前に決定。来園する人々に愛嬌(あいきょう)を振りまき、すでに注目を集めているため、名前が決まることでさらに人気者になることを期待し、現在はえさやり体験イベントで客からえさが食べられるようトレーニング中という。

 命名セレモニーでは、来園者に応援されながらくす玉のひもを引っ張った同エリアの仲間・カピバラ。2度失敗したが、3度目にはスタッフが手伝いなんとか成功。その後、宮本江津子副支配人から亀井さんに感謝状と記念品としてゴマフアザラシの特大ぬいぐるみを贈呈した。命名者は2頭へのえさやり体験も行った。セレモニーに最後まで参加した人には、2頭の写真と、決定した名前の入った缶バッジを数量限定で進呈した。

 名前の由来について亀井さんは「神戸の海が近いことから(オスは)『みなと』、(メスは)神戸どうぶつ王国がずっと太陽に照らされますようにとの願いを込めて『ひなた』と名付けた」と笑顔を見せる。

 同施設では、1月2日から「熱帯の森」エリアでミナミコアリクイの赤ちゃん(メス)の公開も行っている。展示時間は、11時~13時、14時~16時の1日2回。

 冬期営業時間(2月末まで)は10時~16時30分(土曜・日曜・祝日は17時まで)。木曜定休。入場料は、大人(中学生以上)=1,500円、小学生=800円、シルバー(65歳以上)=1,100円、4~5歳=300円など。1月31日までナイト営業「フラワーイルミネーション」(21時まで)を開催。

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