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神戸・元町の空き家が鶏料理専門店に 民家再生プロジェクトの一環で

左から、「神戸 元町通1丁目 薮田」の浜松晃生店長、セプテンバー1の薮田浩史社長、「TO+DESIGN OFFICE.」代表の垣本智壮さん

左から、「神戸 元町通1丁目 薮田」の浜松晃生店長、セプテンバー1の薮田浩史社長、「TO+DESIGN OFFICE.」代表の垣本智壮さん

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 神戸・元町に6月2日、民家再生プロジェクト1号店となる鶏料理専門店「神戸 元町通1丁目 薮田」(神戸市中央区元町通1、TEL 078-334-7878)がオープンする。

リノベーション中の空き家外観

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 同プロジェクトを進めているのは、神戸市内で倉庫跡や飲食店の居抜きを利用して「板宿やぶ家」(須磨区)、「やぶ家元町店」(北長狭通4)、「神戸やぶ家」(相生町1)など5店舗を経営するセプテンバー1(長田区)。

 今回は、全国の空き家問題を飲食店の立場から再生利用していくことを目的として、神戸の空き家リノベーション1号店としてオープン。今後、同プロジェクトから誕生する店の屋号は、「全国の空き家を仲間と一緒に再生する」という思いから、「空き家の住所」+「空き家をリノベーションする店主の名前」で展開するという。

 店舗面積は30坪。席数は、1階=テーブル25席、2階=テーブル32席、個室2室、テラス=テーブル8席を用意。最大65人までの貸し切りにも対応する。

 同社の薮田浩史社長は「民家はほかの飲食店と比べて、玄関・庭・居間・トイレなどがあり、人が生活しやすいように造られている。外観や基本はそのままで、それぞれの空間をリノベーションし、毎日来ても落ち着いて過ごしてもらえるような人のぬくもりを感じることができる飲食店に仕上げる」と話す。

 営業時間は17時~24時(日曜・祝日は23時まで)。

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