神戸・六甲アイランドのホテルプラザ神戸(神戸市東灘区向洋町中2、TEL 078-846-5400)が9月27日、20周年を迎える。
客室全てが12階以上の高層フロアにある同ホテル。周囲に視界を遮る建物が少なく、ほぼ全ての部屋からベイサイドならでは景色や神戸の街の夜景が一望でき、東向きの部屋からは大阪湾と朝日、西向きの部屋からは神戸港と夕日を見ることができる。
ホテルのシンボルは11階にある天然芝の庭「天空のガーデン」。プランナーが日々手入れをしている木々や花の中でガーデンウエディングも行っている。ガーデンにたたずむ丸みを帯びたラインの独立型チャペルは、スイス・ローザンヌ地方にある「誰もが幸せになれる」というチャペルをイメージ。木目調の挙式スペースと庭の様子が見える大きな窓が特徴で、リゾートウエディングを思わせるナチュラルな雰囲気。
フランスのユネスコ世界遺産「モン・サン・ミッシェル」の挙式司祭であるペール・ジョエルさんが2015年、同ホテルを正式な結婚式場として認定。全国の各都道府県に1会場のみ認定されるため県内唯一の会場となる。結婚承認証「リーヴル・ドー」は特別仕様となっており、ペール・ジョエル司祭認証済みの結婚承認証やモン・サン・ミッシェル専用の婚姻届を付与。婚姻届は4世代まで出生届を登録することができ、カトリックの聖地であるモン・サン・ミッシェルに永久保管される。
同ホテルブライダルコーディネーターの大島幸子さんは「モン・サン・ミッシェルは海を渡らないと行けない場所。六甲アイランドにある当ホテルも海を渡らないと行けない場所であることが共通点であり、お客さまにもイメージしていただきやすい」と話す。「永久保管されている婚姻届は旅行で訪れた際に見ることができる。婚姻届をモン・サン・ミッシェルに送るのではなくハネムーンでペール・ジョエル司祭に手渡しする方もおられる」とも。