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神戸で「新型コロナに負けるな」プロジェクト 宿泊施設と飲食店がコラボ

「ゲストハウス神戸なでしこ屋」スタッフと近隣ショップの店主ら

「ゲストハウス神戸なでしこ屋」スタッフと近隣ショップの店主ら

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 神戸・南京町にある「ゲストハウス神戸なでしこ屋」(神戸市中央区栄町通1)が周辺飲食店と「新型コロナに負けるな」プロジェクトを立ち上げ、3月30日からコラボ宿泊プランの販売を始めた。
【4月1日追記:同プランの販売期間は新型コロナウイルス対策により延期になりました。】

「劉家荘」一押しメニュー「焼鶏定食」

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 新型コロナウイルス感染拡大防止のため外出自粛が呼び掛けられる中、経済に深刻な影響を受けている神戸の街を活気づけたいと考えた同ゲストハウス経営者で合同会社「H.A.G.S」社長の池端浩美さん。売り上げ減少に悩む飲食店に声を掛け、コラボ宿泊プランを企画した。

 同ゲストハウスは通常素泊まりのみだか、コラボ宿泊プランには参加店の店主一押しセットメニューの食事が付く。

 同プラン販売ページには、店の特徴、一押しセットメニューの内容、店主の顔写真とコメントを掲載する。池端さんは「料理だけでなく、店主やスタッフにフォーカスすることで店の魅力を伝えたい。宿泊先での飲食店選びも楽しんでいただける宿泊プランにしたかった。お店の人に会いに行く感覚で食事の時間も楽しんでほしい」と話す。

 「観光客減少やイベント自粛によって影響を受ける状況の中で、未来の利用につながるような情報発信をしたいと思った。このプランが情報源となり、神戸に行きたい・泊まりたいと思っていただくきっかけになれば。これからも神戸の良いところを広く発信していきたい」とも。「自粛ムードで遠出できない地元の方にも利用していただきたいので、市内在住の方は宿泊料金10%引きの『地元割』も用意している。地元で旅行気分を味わってもらえたら」と呼び掛ける。

 同ゲストハウスでは、地元民向けにワーキングスペースとベッドをデイユースできる「お昼寝できるコワーキングプラン」、100冊以上のミステリー本などから好きな本を読みながら昼寝ができる「寝落ちデイユースプラン」(以上2,000円)など、さまざまなオリジナルプランも用意している。

 池端さんは「苦しい状況だからこそ周辺店と協力し、新しいアイデアを生み出し発信していくことで逆境を乗り越えたい」と意気込む。

 「コラボ宿泊プラン」料金は、ドミトリー(相部屋)=1人3,850円~、個室(4人~8人部屋)=1室1万6,500円~(以上、夕食または昼食付き)。現在の参加飲食店は5店だが順次増やしていくという。予約は同ゲストハウス公式サイトと電話(TEL 078-599-7305)で受け付ける。6月30日まで。

※上記プランの販売期間は新型コロナウイルス対策により延期になりました。(4月1日追記)

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